ハロー2022,グッバイ2021
あまりに濃すぎた1年を年内に振り返るには、時間も心の余裕も足りなかった。僕の心は未だ、ぷかぷかとプールの休憩時間に取り残された浮き輪のように、2021年にポツンと浮かんでいるみたい。
そして、ついに今宵!やってやりましょうじゃないですか!超絶怒涛の1年に感謝を告げ、新しい年を迎えちゃいましょ〜う!
新年、あけましておめでとうございます。
平井佑樹です。
ということで、12ヶ月の出来事をまとめながら、2021年を振り返っていきましょう。
1月 アドレスホッピング
1月は都内を中心に転々と動き回った月。いわゆるアドレスホッピング。gotoの恩恵もあって、とっても安くホテル暮らしが実現しました。そして、ちょこっとだけ今よりシュッとしていて、髪の毛は金色で、後ろをちょんまげにしていました。
このあたりから、大学を卒業したら出発しようと思っていた夢の世界一周が、4月から確実にできないことを悟りました。そして、日本一周がちらつき始めました。
今思えば、日本一周に対して「やりたい」と「これしかない」そんな気持ちが入り混じっていた気もする。何かに挑戦している人でなくては価値がない。そんなふうに思っていたんだと、そう思います。幸せと、口に出せるのならそれで十分なのにね。
2月 出会って、食べて、考えて
何をしていたか?って聞かれると明確に答えが出ない月が2月。
ちょっと長くゲストハウスに住んでみたり、UBERしたり、色々と都内を散策していました。〜食べ放題が好きすぎて、Googleマップに食べ放題できるお店を50店舗以上リスト化したりしてました。(ここら辺で体重が80キロ代に戻りました。。。)
秋葉原にある、「タカカラ」というお店にどハマりして、週に3回は通うことに。ここはランチタイムに唐揚げ定食が650円。唐揚げとご飯がおかわりし放題。最幸でした。
大人インタビューという一般社団法人ハッシャダイソーシャルさんが企画している、オンラインイベントにゲスト登壇させていただきました。自分の人生や価値観を高校生に向けて話すのはとっても緊張したけれど、人生を振り返る機会なんてなかなかなく、自信の考えが深まる素晴らしい時間でした。
先生の免許を取りたいなって思ったのは、これがきっかけかも。結局3回も登壇させていただきました。ありがとうございました。
3月 卒業とシェアハウスと
たくさんの転換期が3月!
ふーーーーい!大学を卒業しました!まじのぎりぎり。まさか4年生にもなって必修の英語が残っていて、1年生と一緒に授業を受ける人生になるとは思わなかった。。。大学の教授からは「今後の成長を期待します」と就活みたいなお祈り文が届きました。
卒業したもん勝ち✌️
今は学んでみたいことが見えてきたから、将来は自分のお金で大学院に行きたいなと思っています。
卒業旅行に行きました。チャリンコで2日間かけてしまなみ海道を走り切りました。その後に小豆島、豊島、直島にも行って、香川でうどんも食べて、めちゃんこ楽しかった。豊島にある心臓音のアーカイブには僕の心臓音とメッセージが残ってます。行くってなったら教えてね。
3月は、両国にある「ボンズハウス」と新宿にある「UNPLAN Shinjuku」にお世話になりました。
ボンズハウスには、生きてきた道が自分とは全く違った人たちが生活していて、とっても刺激的でした。夢を話せる、応援し会える環境がそこにはありました。ランチがとっても美味しいので行ってみてね。
日本一周の資金を貯めるために、UBERで稼ぎやすい「UNPLAN Shinjuku」を選びました。ここは朝ごはん(ゆで卵と食パン)が食べ放題だったから、朝ごはんに4枚切りとかのパンを3枚くらい、ゆで卵を5つくらい詰め込んでました。夜更かししたり、ラーメンを作ったりもしました
そして、密かに日本一周のプロジェクトが動き出しました。
4月 日本一周とクラウドファウンディング
4月は日本一周とクラウドファウンディングが本格的に動き出した月。ダッシュで走り抜けた3ヶ月だったけど、ここからさらに勢いを増します。
歩いて日本一周に挑戦することを公にしました。クラウドファウンディングもリリース。
特に写真の3人には頭が上がらない。僕1人では、クラウドファウンディングを達成できたはずもなく、たっくさん支えてもらいました。最初は何気ない朝会で「日本一周しようと思ってるんだけど、クラウドファウンディングしてみようかなと考えてるんだよね」こんなポロっと出た一言からでした。
それを拾ってくれて、実現させてくれて、感謝しかないです。
クラウドファウンディングについて、また詳しくnoteに残していこうと思っています。お待ちいただけたら嬉しいです。
5月 歩いて日本一周スタート
5月は歩いて日本一周スタート&クラウドファウンディング達成の月。
インスタのストーリーは感謝で埋まっていました。毎日毎日たくさんの方にご支援をいただき、拡散していただきました。
1度は緊急事態宣言によって延期になってしまいましたが、2021年5月12日正午、東京駅を出発。延長していた緊急事態宣言を待っていては、いつまで経っても進めないと出発を決めました。
5月は東京→埼玉→茨城→千葉まで。お茶農家でバイトをしたり、エコビレッジに泊まったり、3県境を反復横跳びしてみたり。
そして無事にクラウドファウンディングを達成。173名の方から、690,731円のご支援をいただきました。本当に、本当にありがとうございます。
6月 千葉→茨城→栃木→福島
6月はたくさん歩いて、たくさん出会った月!
千葉では、地域おこし協力隊の友人が数日に渡って案内をしてくれたり、Twitterで連絡をくださった方が温泉旅館に連れてってくれたりもしました。廃校を使った地域のプロジェクトに参加して、テントサウナに入りました。
茨城に入ると、Youtuberの「ケケ夫婦」さんの夫のととさんのご実家に泊まらせていただき、次の日は大洗を一緒に散策。サザコーヒーの木漏れ日が最高でした。日立駅の朝日が見たくて、深夜のマクドナルドで夜明けを待った日も。
栃木に入ると、千葉で会いにきてくださった方とご友人とご飯を食べて、次の日は車で宇都宮周辺を案内していただきました。TABIPPOの先輩のけんさんのお家に1泊のはずが、なんだかんだ4泊くらいお世話になりました。
7月 福島→旅→宮城県
7月はちょっとイレギュラーな月。歩いて日本一周の最中、違う場所も旅しました。
4号線を北上して福島に突入、そしてすぐに社会人の友人に会いにフライングで仙台に行きました。楽しかった。
3日間友人と遊んだあと再スタート。福島県の伊達市にあるおばあちゃんの家に行き、さらに山を超えて相馬市へ。フォロワーさんと焼肉に行ったり、原発の跡を見に行きました。
そして、1週間ほど長野県の乗鞍国立公園へ。最高の大自然と暖かい土地の人に出会いました。また行きたいし、いつかは暮らしてみたい。
7月末に相馬市に戻ってきて、再スタート!宮城県に入りました。
8月 宮城県とワクチン接種
8月はロングステイの月。
2回のワクチン接種のために実家に戻りました。その間ずっと実家にいればいいのに、歩きたい気持ちが前に出過ぎた結果、ワクチン接種をしてすぐに歩きに戻りました。そして歩いたと思ったら、また接種に戻ったりもしました。
宮城県の川崎町では、百(MoMo)という団体に1週間ほどお世話になりました。裸足で農作業したり、みんなで温泉に行ったり、自分が将来やりたいことに繋がる、とっても素敵な経験ができました。仙台では友達の家にお世話になりまくったし、友人と「挑戦の価値」についてイベントを企画したり、フォロワーさんとキャンプもしました。
そして気仙沼に到着。
9月 宮城県→岩手県
9月はリアス式海岸との戦いの毎日
宮城県気仙沼市の友人宅にトータル1週間お世話になることに。寝る場所もご飯も用意していただいて、本当に感謝です。そして、偶然自転車で別々に日本一周していた2人にも初めまして。似通ったエネルギーは引き寄せ合うんだと実感。
滞在中は、よく子供たちとポッ拳というテレビゲームで遊んでたんだけど(スマブラの一対一のポケモン版)、日本一周勢3人でボコボコにしすぎて、めちゃくちゃ拗ねてたの本当に最高でした笑。少年よ、世の中は甘くないぞ。
気仙沼を出発して次の日に岩手県に突入。釜石では友人の家に5日間お世話になることに。まさかこんな場所で会えるとは思わなかったし、昔話もたまにすると楽しいんだよな。SUPに連れていってくれたり、ハイキングしたり、車の鍵を落としたり、愉快でした。
そして本州最東端の魹ヶ崎に到達。
10月 岩手県→青森県→北海道
気づいたら10月。2021年の歩きもラストスパート。
岩手県では、大雨に打たれ、いくつもの山を越え、突然の通行止めと戦いました。ずぶ濡れで到着した久しぶりの宿のお風呂は、まさに天国でした。道の駅でおにぎりを持たせてくれたおばあちゃん達は優しかったし、一緒にお風呂に行ったおじいちゃんが洗ってくれた背中はヒリヒリした。
青森県では、焼肉食べ放題に3回も行ったり、八戸のラジオに出たり、みちのく潮風トレイルを終えたり。何日間も、誰とも話さず、30キロ以上進み続けたこともあった。トイレに間に合わなかったことも。。。本州最南端にたどり着いた時の感動はひとしおだったし、やっぱりマグロは美味しかった。
北海道に渡ってすぐ、野宿していたら夜の気温が2度になり、半袖短パン夏用寝袋だった僕は一睡もできず死にかけた日もありました。途中いきなりDMがあって、一緒に雨の中を33キロ歩いて帰っていった男の子がいました。洞爺湖の湖畔はとっても暖かくて、ずっとそこいることができました。
結局、10月末まで歩く予定を少しだけ早く切り上げることに。2021年10月25日、北海道伊達市、伊達紋別駅にて2021年の歩きを終えました。その後札幌に行き、友達の家に滞在させてもらい10月を終えました。
11月 #私を浦幌に連れてって
11月1日から北海道浦幌町にある、ゲストハウス「ハハハホステル」にて5ヶ月間の長期滞在が始まりました。
11月1日に札幌を出発して、お金を浮かせるためにヒッチハイクで浦幌まで向かおうとしたのだけれど全く進めず。。。そして何時間もかけてたどり着いたのが恵庭市でした。隣やないかい!
お金を浮かせて浦幌に行ってやるぜ!なんて企みは崩れ落ちました。そして札幌→浦幌より、恵庭→浦幌の方がお金がかかることが判明。どこまでも自分らしいな。
その日最後に見れた夕焼けが、浦幌についた時の街の雰囲気が、最高に好きだったからよしとします。
あっという間に1ヶ月が過ぎました。新しい出会いの連続で、やりたいと思ったことが叶う連続で、充実し過ぎてました。楽し過ぎました。そして、半年間全部1人で生きてきたからか、気疲れも、新しいことに慣れるための時間もかかりました。
12月 稼いで、馴染んで、ハハハと笑って
完全な休みなんて1日もなかったようなものだけど、ハハハと仕事と地域との繋がりをより深めることができた12月。
朝8時に仕事に行って、10時過ぎにハハハに戻ってヘルパーを15時まで。また仕事に行って、17時半。時にはお客様の朝ごはんを作ったり、仕事終わりに違う町を訪ねてみたり。
とっても充実していました。ばん馬に会いに行ったり、狩猟についていったり、空手で昇級したり。暮らさないとできないことと、外からじゃないとできないこと、感じれないこと。いい感じにミックスできた素敵な滞在生活。
書きたいことが、心に落とし込みたい感情が、たくさん溢れ出しているので、浦幌についてもnoteに近々まとめます。お待ちください〜。
久しぶりに会った方に、旅人だった時のオーラがなくなったと言われたのだけど、それは僕が町から浮いた存在ではなくなった証拠なのかもしれません。浦幌に馴染んできたのかな。
こわ!5000文字!ここまでお付き合いしてくださった皆さま、ありがとうございます。
グッバイ2021
グッバイ2021。
たくさんの感情を見つけた1年間でした。嬉しいとか、悲しいとか、楽しいとか、寂しいとか。そうなんだけど、なんだか言葉にできない、とめどなく込み上げてくる様々な感情にぶつかりました。
多くの奇跡的な出会いに満ちた1年間でした。その日、その時間、その瞬間に、その場所を通らなければ出会えなかったあの人に会うことができました。時が止まるような、涙が溢れるような、2度と見ることができない自然の美しさに触れることができました。
めいいっぱいの感謝に溢れました。忘れません。たくさん、たくさん、応援してくれる方の存在を知りました。
そりゃ自分がやりたくてやっていることなんだから、たとえ批判しかなくとも、誰からの反応がなくても突き進みます。いや、どうなんだろう。僕の何%かは応援を欲しているのかもしれません。そこは、まあ、いいか。ただ、ただ、嬉しかったです。ありがとうございました。
そんな365日でした。
ハロー2022
ハロー2022。
さて、今年の目標は、
「誠」
です。
最初は「誠実であれ」だったんですよね。これ、中学の体育の先生がいつも言っていた言葉で、ここ最近、ふと思い出していました。多分、そういうことなんだと。だけど、1文字で表す方がなんかいいなって。わかりやすいし?だから、「誠」(まこと)になりました。
人に誠に、心に誠に、行動に誠に、言葉に誠に、そう生きていきます。自分が価値あると信じるものに、真っすぐに、進んでいきます。
そして、5年後の目標も決まりました。
「樹」
「樹」に、でっかい、ぶっとい、「樹」になりたいなと、そう思います。生命力に溢れた人になりたい。最近、人を見て、初めて太い大木のように感じたことがあります。柄にもなく、かっこいいなと素直に思いました。なりたいなと思いました。
もっと具体的な何かは、また改めて文章にしたいな。
これにて、2021年に別れを告げ、2022年にジャンプしちゃいたいと思います。
おしゃ!あけおめことよろです!2021年大変お世話になりました!
末長く、平井佑樹を、平井佑樹を、よろしくお願いいたします!
ではでは、2022年も元気に生きていくぅ☀️
ps.本当に1番初めの新年の目標は「心・技・体 イケメン」でした。
日本一周中に美味しいご飯を食べるお金に充てさせていただきます。