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コーヒー豆:キューバ TL


購入した豆

銘柄:キューバ TL(生豆)
精製方法:ウォッシュト(水洗式)
原産国:キューバ
購入元:大山珈琲

この豆についての知識

イスパニョーラ島から現在のキューバにコーヒーが伝わったのは、1748年のこと。1827年にはキューバには2000ほどのコーヒー農家があり、コーヒーは砂糖よりも利益のある主要な輸出品となりました。

キューバ産のコーヒーは全体の3〜4%しかないクリスタルマウンテンがあり、ETL、TL、AL、モンタナとグレード分けがなされています。

日本はキューバ産のコーヒーの主な輸入国ですが、ヨーロッパにも大きな市場があります。

一般的に、キューバ産のコーヒーは重厚でコクがあり、酸味は弱いとされます。

自宅焙煎・抽出の方法

焙煎の方法:熱風式焙煎機(ソウイジャパン社SY-121)
焙煎の度合い:中煎り(ミディアムロースト):処理時間10分
挽き方:中程度(デロンギ社コーン式グラインダー)
抽出方法:ドリップ式コーヒーメーカー(ペーパーフィルター)
水の質:還元水(レベル3)

テイスティング(自己流)

アロマ:★★★★☆
甘味:★★☆☆☆
酸味:★★☆☆☆
口当たり:★★★★☆
フレーバー:★★★★☆
後味:★★★★☆
バランス:★★★★☆

所感:バランスの取れたマイルドな味わいでした。特徴としては、口当たりは軽く繊細で、後味も強くなかったです。一般的には、ジャマイカのブルーマウンテンに近いと言われておりますが、自分はまだブルマンを飲んだことがないので比較ができません。どこかスモーキーと苦味がほのかにあり、大人の味わいがあるため、高級感がありました。

2024/2/23撮影
2024/4/22撮影
2024/4/22撮影


参考文献

ジェームズ・ホフマン(2024)ビジュアル スペシャルティ コーヒー大事典 2nd Edition. 日経ナショナル・ジオグラフィック
Jose. 川島良彰(2023)世界を旅するコーヒー事典. マイナビ出版.
旦部幸博(2016)コーヒーの科学. ブルーバックス. B-1956. 講談社.
臼井隆一郎(1992)コーヒーが廻り 世界史が廻る. 中央公論社.

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