地元:何語ですか?

そーらーやーぁどぉこぉせぇ~~ぇぇ よーいやなぁーーーー
あれはいいなーーーーぁ これはいなーーーーーーぁぁ そーりゃ~~よぉぉぉいとせー

播磨の秋祭りで屋台や檀尻、幟を練る時などに歌う「伊勢音頭」の一部です。もともと伊勢音頭は伊勢参りが盛んだった江戸時代、その道中などで歌われました。歌詞は一般的に7・7・7・5の句を1単位に、合いの手を入れながら節を繰り返していきます。

提灯祭りとして有名な魚吹八幡神社では、地区ごとに言葉を置き換えて独自にアレンジしているようです。例えば、「播州なぇ生まれで」「うすきなぇ祭りで」「男が燃える」「祭りが好きで」「男なぇまわしで」「人が変わる」「血が騒ぐ」「綱がなえ」「波ぃ打つ」「東雲で」といった言葉が聞こえてきます。

灘のけんか祭りで有名な松原八幡神社のある白浜町・松原地区でも幟唄として播磨一円の名所づくしをアレンジして歌われています。

伊勢音頭のアレンジは多様で、口頭伝承のようなので、まとまった資料も少ないのかもしれません。また、卑猥なバージョンもあるようですが、最近の秋祭りでは女性もいる手前、下品な節はだんだん歌わなくなったそうです。

僕は小さい頃から思っていたことは、秋祭りの提灯練り(割り)で唄われている歌詞を聞いても、さっぱり意味がわからないということでした。特に、冒頭上述の掛け声の合いの手の部分です。

最近、YouTubeなどのおかげで、地域・地区・村ごとに歌詞が微妙に違っていることがわかってきましたが、歌詞がよく聞き取れません。むしろ、何語?といつも思います。

ここで突拍子もないことを書きますが、伊勢音頭のルーツは古代ユダヤ人のヘブライ語だという説もあるようです 笑

例えば、「ヤートコセ・ヨーイヤナ」は、「IH・TQY・SWR・IHWI・IkhNN」で、意味は、「ヤハウェは・投げた・敵を・ヤハウェは在る・憐れみ深く」だと解釈する学者もいるそうです。

神道とユダヤ教との共通点も多いらしく、日本人とユダヤ人の文化のルーツは同じだった可能性が高いと唱える学者もいるようです。

僕は、よくわかりませんが、とにかく、祭りの掛け声や歌には、意味がわからないものが多いなぁということです。ただ、言えることは、声に出して発していると、テンションが上がるし、力が入るということです。でも、日本人とユダヤ人が、どこかで重なり合う部分があるなら、面白いですね。

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