音楽:マイケル・シェンカー

B'zの「孤独のRunaway」は、きっとマイケル・シェンカーへのオマージュだろうと思い、愛聴しています。松本孝弘さんのギターがかっこよすぎて、何度聴いても飽きません。
マイケル・シェンカーとは、「神」とも呼ばれる天才ギタリストのことです。ドイツ出身で、UFOやスコーピオンズ、MSGでギターを弾いてきました。しかし、何度かなんらかの理由で、ライブ途中で演奏を放棄してステージを降りてしまったという逸話も残っています。
マイケル・シェンカーは、松本孝弘さんにも影響与えたほどですから、かつてギターキッズにとっては憧れの存在でした。ギターソロが神々しいです。神々しすぎます。UFO、MSGのどの曲でも存分にその素晴らしいギタープレイを聴くことを聴くことができます。
ただ個人的に思うのは、マイケル・シェンカーは、自分と釣り合うバンドメンバーと出会わなかった、あるいは、彼と張り合えるだけのカリスマ性のあるヴォーカリストはこの世にはいないのかもしれないということです。例えば、エディ・ヴァン・ヘイレンにはデイビッド・リー・ロスがいたように、リッチー・ブラックモアにはイアン・ギランがいたように、バチバチとした緊張感をもたらす相方がいないように思います。その意味で、神なんだと思います。誰の追随も許さないような、そのプレイにはエゴがなく、まさにギターを手にしているときは神が宿ったかのようなパフォーマンスです。周りのバンドメンバーがみんな普通の人に見えてしまいます。
海外のハードロックカフェ巡りをしてもまだマイケル・シェンカーのフライングVを見つけたことはなく、兄のルドルフ・シェンカーのフライングVは2回ほど見たことがあります。
ちなみに、元UFOのウリ・ジョン・ロートのギターも神々しく、仙人のような風貌です。

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