時事:クローブのアロマ
材料
クローブ 5個
重曹 大さじ1
水 500 mL
作り方
1. 鍋に水500 mLとクローブを入れて沸騰するまで加熱する。
2. 沸騰したお湯が冷めるまで5分程度待つ。水が茶色く透明になっている。
3. お湯が少し冷めたら、重曹を大さじ1を入れる。溶けるまでよくかき混ぜる。(沸騰中に重曹入れると、突沸するのでご注意ください。)
4. さらに冷めたら、茶漉しなどでクローブを濾し取る。
5. 使用済みのスプレーに入れる。
使い方
台所やお風呂場などに散布する。
コメント
香辛料として用いられるクローブ(丁子)は、フトモモ科の樹木チョウジノキの香りのよい花蕾です。その精油にはオイゲノールが含まれます。この成分は、カビ菌の除菌や繁殖を防いだり、Gやハエなどの不快害虫が忌避する効果があると言われます。
ただしオイゲノールは水にはほとんど溶けないため、この抽出方法では、オイゲノール以外の成分が水に溶解していると思われます。熱水抽出でもクローブ独特の香りが出ます。ある研究によれば、オイゲノール以外の水可溶性の成分もヒスタミン産生菌の活動を抑制することが示唆されています。
スプレーで台所やお風呂場などに散布しておくと効果があるかも知れません。ただし、重曹を入れているので、スプレー後乾燥すると、白い成分が浮き出てきます。
人の皮膚に直接かけないでください。
個人的には、クローブのアロマが人にもたらす効果が良いと思います。もしかしたら歯医者さんの匂いと思う人もいるかもしれませんが。
化学合成の香り成分とは違い、ほのかに感じられるアロマと持続性も短いのですが、天然成分なので安心感があります。
重曹+クローブの香り程度で考えるのがいいと思います。
参考
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-15K00783/15K00783seika.pdf
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