見出し画像

作成していたCDが完成。

1年ほど前に話を頂き、
ある方のCDを制作していました。

90歳に近いご年齢の服飾のプロで、現役で活躍されてる方。
体調を壊され、
自分の人生の総まとめのように大好きな歌のCDを作ろうという企画。


レッスンを重ね、
その間にも体調がすぐれないこともたくさんあって
「無理されてるのでは?」と思うこともあったのだけど、
「大丈夫です!」


そのパワーは、
私のような若輩者にはわからないほどのパワーと「想い」がこもってるのだと感じて、私にできることは精一杯やろうと思っていました。



出来上がったCDは、
ジャケットや歌詞カードがとても素敵。
これは、その方がデザインして作成されたたくさんのドレスを、
Maiちゃんがイラスト化したもの。





正面








CDを作る作業は本当に楽しかった。



これまでのsewing人生が感じられ・・・










シャンソンを中心に12曲









録音スタジオ、アリーアリーさんと協力して一生懸命作りました。



歌詞カードがとっても可愛い







歌詞カードの中のファッションショーみたい







全部実在してるドレス








ページを開くごとに「かわいい!」連発してるワタクシ






ラストの楽曲はマイウエイ









こちらこそspecial thanksです





勢ぞろい(笑)






終始、楽しかった。


自分でアレンジして、
自分で弾いてるので、
「こうしたいな」と思ったその通りに仕上がったのは、
スタジオのお二人の力が大きい。



例えば、
ギター2本で。
一本のギターはバッキングしていて、もう一本はオブリガード。
サイドのギターさんは色気のあるラテン系のオジサンで(笑)
そのオジサンのギターは音の切れ端に「色気がある」(多少ビブラートがかかる)
そのイメージで私は弾くけど、打ち込みようキーボードではそれが表現できない。

その私の「気持ち」をすべて汲み取ってくれてスタジオのお二人が
ギターフレーズの「切れ端」にすべてその加工をしてくださってる。
感動します。


バイオリンの「立ち上がり」「切れ端」も、
私自身はバイオリストになった気分で指で弾くのだけど、
それだけでは表現できない繊細な「切れ端」もちゃんと仕上がってる。


ピアノにしても、
大ホールのスタインウエイで弾いてる気分で(実際その音源で)
でも、ダンパーペダルが「微妙に違う」(当たり前だ)
その微妙なところを、しっかり、再現させてくれてるスタジオの技術!


感動しました。



こんな楽しいことってあるのかしら!


「こう、伴奏したい」と私が思った「それ」を
そのまま作り上げてくれる。
なんという幸せ。



作り終わってからも、
幸せの余韻が残る制作でした。


CDのタイトルは「感謝」だけど、
感謝しているのはワタクシです。

関係者の皆さん、
本当にありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?