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写し鏡

ある時とても苦手なタイプの女性と仕事をしました。「なんでここでそれ言うかな」「わざわざ態度に出さなくていいだろ」「わがままだなぁ」「大人げない」などなど、表向きはニコニコしながらも心の中ではいつもクダを巻いていました。その人といるとなぜかムカついてくるし、一刻も早く離れて帰りたくなるのです。「ああいう人とは関わり会いたくない」といつもプンプンしていました。

が、ある時気づいたのです。彼女の不快な言動、行動は、一歩間違えれば私もするだろうということばかりなことに。つまり自分と似ているから腹立たしく、恥ずかしく、イライラするのでした。写し鏡のような女性だったのです。

それに気づいてから「私の中のイヤな部分を強調して彼女が存在しているのなら、きっと同じような良いところもあるに違いない」と考えるようになり、冷静に観察してみると「好き嫌いが激しいけど美意識は高いよな」とか「ハッキリし過ぎているけど決断力はあるよな」とか、プラスの部分を認められるようになりました。

あくまでも前向きで目出たい性格が功をなしました。めでたしめでたし。だからといって彼女との関係は続いていませんが笑。

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