京大経済編入試験~得点開示(席次もあります)&再現答案~

はじめに

こんにちは、きみどりです!前回の試験問題分析に引き続き久しぶりのnote投稿となります。今回のテーマは、タイトルにある通り自分が合格した年である2020年度の京大経済3年次編入試験の得点開示及び答案の再現をしてみたってやつですね。編入試験に限った話ではないのですが、得点開示でその人が試験本番で一体何点取ったのかを公開している人は多いです。実際、自分も今まで色々な人の得点開示というものを見てきました。しかし、大抵そこでは科目ごとの点数が載せられているだけで、その人自身が一体どのような答案を作成したかについてはあまり触れられていないことが多いように感じます。もちろん、みなさんが一番に興味を持っているのはその科目ごとの得点とその順位に他ならないことは十分承知しています。しかし、自分はそれだけで満足するのはもったいないと感じます。大学側の採点基準を知るという意味でも、“その人が試験本番でどのような答案を作成し、その答案に対して一体何点が与えられたのかを知ること”が得点開示が与えてくれる一番の意義なんじゃないでしょうか。そういう意味で、当記事は他の得点開示にはない特徴を持っていると考えています。もちろん、現時点で令和2年度の過去問を解いたという人はほぼいないと思うので、「まだ答えのネタバレを見たくないよ!」と思う方もいるでしょう。そこで、このような方への配慮をした構成とするため、再現答案は記事の最後に載せることとしました。ですので、そういう方は令和2年度の過去問演習が終わってから再び再現答案と得点開示を是非参考にしていただければと思います。

前置きが長くなりましたが、当記事全体の流れを説明します。もったいぶってもしょうがないので、まずは実際の得点開示をお見せします。自分はミクロ経済学・マクロ経済学の2つを選択したので、この2科目及びTOEFLの得点開示をお見せできることになります。次に、おまけとして自分自身が実際に試験を受けた経験をもとに、試験前日〜試験終了後の状況をを覚えている限りで書き連ねたいと思います。編入試験が当日どのように行われるのかがよくイメージできず不安になっている人もいると思います。そういう人達にとって、試験当日の流れや実際の雰囲気を事前に把握することができれば、いくぶんかはその緊張を解くことができるかもしれません。いずれにせよ、これからの受験生にとってなんらかの役に立てたらなと思っています。最後に、再現答案と題しまして、試験本番で実際に私が作成した答案を忠実に再現したものをお見せします。単なる数値だけではなく、そこに至る過程までも詳細に再現するよう心がけました。では早速得点開示から始めて行きたいと思います!

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