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ファンタジー小説/サンダーコレクターシリーズ

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サンダーコレクターBLUE 完結 手直しまだしてない 元気ない 誰かしてくれめんす とある配信アプリの世界観をファンタジーにして、実在のライバーとリスナーだしてみた 即興で書い…
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#電力

ファンタジー小説/サンダーコレクター8

大きな水溜まりにいっぱいのコレクターさんで溢れかえってる。 次から次へと新しいコレクターさん達が集まってきた。 コメントで話しかけてあげたり、水溜まりの水をシャボン玉のようにしてきて、私が息でふーっと吹き返したり、反応すると喜んでいるようで手足をバタバタさせ、キラーコメントを形成していく。 前回よりもはるかに大きいキラーコメントの壁が形成されていく。 そして前回よりも大きな雷の一筋が入り込む。 ゴォォォォン。 雷鳴が轟く。 激しくて、こちらにまで振動が伝わる。 「るなち

【ファンタジー小説】サンダーコレクター19

居住地は離れていたが、ふうちゃんと通話をすることができた。 「初めまして、るなと申します」 心なしか声が震えた。 ふうちゃんは笑ってくれていたので、心なしか緊張がほぐれた。 活動の仕方など、お互いの疑問を投げ合ったり、ガールズトークを繰り返していた。 ニャックはその姿を見て、ポカーンとしていたが段々とついてこれたようで、楽しそうに会話に参加してきた。 それは、ふうちゃんの親であるふーさんの気配りもあったからだ。 ニャックはなんだか、ふーさんには頭が上がらないらしい。