欅好きが『BAN』MV観て櫻にゾクゾクしちゃってるってこと

櫻坂46の2nd表題『BAN』のMV観た?

観てても観てなくてもここで一旦観るしか選択肢は無い訳だけど。



音源聞いた時から、イントロが流れてきた瞬間から「これは神曲だ」と確信した。欅も櫻もその辺の打率が本当に高い。エキセントリックとかアンビバレントとか。自分の好みに合ってるアイドルグループに出会えて幸せです。

櫻坂としては2ndシングルだけど、でもなんか、若干の一発目感というか、ほら1stのノバフォはさ、決意表明みたいな感じでもあったから。1なんだけど0でもあるというか。欅から櫻への切り替えの曲みたいな感覚?だからBANは思いっきりもう全部が櫻色に染まり切った状態で櫻坂として堂々と出す一曲目、っていう印象がある。私の中では。

私の立場は欅が大好きで特に一期生21人に固執してる亡霊で、櫻坂になっても正直あんまり受け入れてなくて(とはいえ曲とかパフォーマンスとかはチェックしちゃうけど)、欅が好きだったからと言ってこのまま櫻もはいはい、って好きにはなれないよなぁ、と思っていた。だから私は欅のファンであっても櫻のファンとは思ってなかった。頑張れとは思っていたけど。

でも、このBANのMVで、それが少し変わったような気がする。完全に別物として櫻を好きになった訳ではない、欅好きを継続する形で新たに櫻を好きになれそうだと思っているのだ。



以下順番に思い浮かんだことを交えつつ適当な感想~。

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いきなり逆再生!ティザーで公開された最初の部分。この時点で既に「アンビバレントっぽい…」と思ってたけど、フルで見たらもっとアンビバレントだった。ワクワクしますね。

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なんとなくこういう感じが。色合いもアンビバレントのMVに似てるなぁって。そう考えたら曲調も言葉数多くて速くて盛り上がる感じも、系統似てるかも。

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全体通して不協和音のMVも彷彿とさせる演出が多かった。欅櫻あるある:ためらいもなく床に倒れがち。(カッコいい)

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ラストの水演出のカットがパチパチ映りつつ、間に入るのは櫻エイトの一期生のソロカット(ゆっかーだけ何回スクショしても画質悪かった)。美しいし貫禄がありますね。流石です。

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そしてセンター森田ひかる。カッコよすぎる。手は櫻ポーズ。

そんでこの衣装超可愛いのね。なぜ恋っぽい。白の部分の軽そうなひらひらした感じと、紺色の部分とのコントラストがパキッとしてて。

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この前進しながらのリップシンクカッコいい。どんどん割り込んでくる感じも。カップ麺お湯を注いで~のみいちゃん超良い。あくびしてたら~であくびするほにょちゃんかわいいね。ところでこの感じも、

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アンビバレントの最初の部分でてちが進みながら歌ってる感じに近い。道も狭めだし。笑

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麺が伸ーびた!でこのポーズ。欅櫻はダンスさせてもカッコいいけど、止まらせてもカッコいい。

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う、美しすぎる~~…。これもまたアンビバレントが思い出される。

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どっちもだけど、ゆっかーにこういう表情されると本当にドキドキする。普段優しくて常に笑顔なタイプだから余計に。少し冷たさも感じられるような、美しい真顔を拝めるのも欅櫻の特権。はい次。

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3列目の6人も同じく歩きながらのリップシンク。こっちはこっちで櫻シックスと呼んでも良いんじゃないかってくらいの強さと華。旧2期、新2期、1期でペアになって出てくるの良い~!まつりちゃんのツンツンな表情最高。ぺーちゃんとはぶちゃんのペア初めて意識したけどこの二人で画面独占するのやばいな。美しすぎる。端正過ぎる。神々しい。彫刻。平伏す。

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これもまた停止。からの

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「時間はあんなにあったじゃないか」。台詞でアップになる感じは、

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「僕は嫌だ」でもありましたね。

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そして突然のかわいすぎるいのりちゃん。何でそんなにお顔がかわいいの?

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MVに出てくる2パターンの衣装のうち、さっきの紺色とは違う白い方。でもるんちゃんが一人だけで、いろんな角度から細かく映されてる。サビに入る直前で鳥みたいに腕を広げて、羽みたいになる衣装。

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これは鳥みたいなアンビバレントでのねるさん(こじつけ)。でもどっちも何かから解放される、されたい、みたいな。

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そしてサビ。一番サビは紺色の方の衣装で踊るメンバー達。囲まれた場所で、外側に向かって。

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だけどその囲まれた場所から抜け出して、からの『BAN』の文字。抜け出して、ここからが真の始まり感。

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皆で駆け出していくところ、ノバフォのこれ思い出したよね。そして抜け出してカメラが引いていくと、

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大きな海が広がっている。広い世界へ出たのかな。

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エキセントリックMVで最後に辿り着いたように。そして二番へ。

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解放感抜群の他に何もない大空の中、一人踊るるんちゃん。空バックのソロショットといえば、

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先ほどのエキセントリックのラストや、月スカの冒頭でも。

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他のメンバーたちはまた固まってポーズ。ゆいぽんもはぶちゃんもりさも、まるで2期生達の盾になるかのように守ってるような配置。ただしぺーちゃんは1期生でも守られる側。笑

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こうなってくるとますます不協和音感、アンビバ感。ですね。美しい人たちに停止してもらってその様子をぐわぁーっと角度変えながら撮るの天才。まじアート。

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いや本当に顔面偏差値高すぎ。ここでれなぁ~の美しさに改めて気付いた人も多そう。櫻の守屋は美しい。ぞのちゃんは儚くて綺麗だし、はぶちゃんのキリッとした感じ超カッコいいし、いのりちゃんこれまたかわいいお顔。

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そして、外側に、矢面に立って形が崩れないように守り抜きながら、りさぽんが「変わらないっていけないことなの?」。くぅ~~~!これはね、痺れますよ。欅時代を思わずにはいられない。

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2列目の5人、それぞれ前から上空を通って後ろへと撮られていく。でも前も上も後ろも、常にカメラを視線で追ってカバーしてますね。ダンスをスチュダンみたいに円になって踊ってるところもそうだけど、櫻坂のどこから見ても隙が無く魅力的な感じ、どこから撮ってもそれが正面になる感じ、そういう強みのアピールでもあるのかしら。欅と櫻の二面性とも取れるけど。

ゆっかーはノバフォの三角やってる。天ちゃんかりんちゃんの背中合わせは何でこんなに圧倒的に「良い」んだろうか…。強い。激強。こんなに爽やかでさっぱりしたカッコいい10代美少女…何者…。相変わらず表情が素晴らしいですよね本当。

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そして二番サビは、全員揃って白衣装で踊りまくる。カッコいい。

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照明ピカピカで、またもやアンビバみを感じる。(感じすぎ)

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だけどあんなにピカピカな中で白い衣装を着て踊っていたはずなのに、るんちゃんが倒れてしまうと光が消え、またそこは紺色の衣装の世界。倒れてしまったセンターを囲むようにして、さっきのゆいぽんみたいにスカートを広げて守るような姿勢を、今度は皆でとってる。ただし、外側ではなく内側に向けて。意識が内側に行って、形を保つのに精いっぱいな感じ。

どうなんだろうな、白い衣装が櫻側の物で、変わろうとする意志を表してるのだとしたら、

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紺色の衣装は欅側で、変わらない状況だったり動かない(動けない)状況だったりするんだろうか。停滞していた部分を特に着目して。

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「暗闇が来るまでにはまだ間に合うだろう」。そんな中でもなんとかもがこうと、前を見ようとするるんちゃんの動きは、そんな状況の中でも諦めたくなかった、このグループに残った小さな希望が動いていく様子なのか。すると、動かなかった他のメンバー達がセンターに寄り添うようにギュッと集まる。

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それぞれが色んな方向(それぞれにとっての前)に、外側に手を伸ばす。

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ここはちょっと、ガラスを割れ感。

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その中で必死に立ち上がるセンターるんちゃん…

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飛翔!!

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飛翔!!(ノバフォ)

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そして再び白衣装の世界へ!水ばっしゃばしゃで踊りまくる櫻坂!

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アンビバレントでもありましたね、足元水シーン。

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水ばっしゃばっしゃしながらみんな笑顔で楽しそうにしてるの観てたら思い出した、エキセントリックのラストの水の演出で

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「ここはみんな素なんだろうな~」って思ったこと。

だからこれも自分自身のまま、素のままで曲を表現しているんじゃないだろうか。演じるとか代わりになるとかじゃなく。

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こんな水の中でもカッコいいって何事。

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ラスト、みんなの満足そうでテンション高そうな表情…これまたアンビバレントの最後の、

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みんなの普段っぽい素のハイテンションが織り交ぜられてるみたいで良かった。願望は二律背反~!!

それから最後のこれは

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これにも通じるよね。希望しかない。

終わり。



私が欅の何が好きかって、その理由の一つに、彼女たちが作る世界観に登場する彼女たちが、私にとっての憧れの女の子だから、というのがある。

強い、のだ。強くて最高にカッコいい女の子たちなのだ。

愛想を振り撒けば簡単に人に好かれることなんて知ってるけど、それをしないで本心に態度が忠実なところとか。こう、ただストレートに不器用なんじゃなくて、分かっていながら不器用だと言われる方向でも構わないと思っているようなところが。誰かのためのカッコよさじゃなくて、そんなの関係無くて自分のためだから、当然でしょ?みたいな感じが。そしてそれを全て飲み込んでいちいち言葉で説明しようとしないところも。ツン、としていてそれが最強に可愛いしカッコいい。

それを、今回櫻坂のBANで存分に感じられた。

1stで、ノバフォは精一杯凛としていてカッコいいし、なぜ恋は可憐でまっすぐで少女的で、バディーズは皆で笑顔、明るくて暖かくて優しい。だけど、正直無意識に「欅」を求めてしまっていた自分にとっては物足りなかった。カップリングも含めて、恋愛の曲も増えたし、なんだか、そういうことならやっぱり別物として見るしかないのか、と寂しさが残っていた。

でもBANを聴いて、MVを観て、あーそうそうそう!そういうこと!そういうことだよ求めてた欅と改善を期待した櫻のちょうどいいとこ取りみたいな!それそれ!ってなった。強さと美しさと、全力なのにどこか余裕そうにニヤリとされている感じ!!MVの中のメンバーは誰も彼も最強に可愛いしカッコよかった。観ているだけでこっちのフラストレーションまで弾けさせられるような。解消とか発散じゃなくて、昇華してくれる、そんな感じ。



まぁ普通に映像として観ても曲として聴いても疾走感抜群で気持ち良いから興味無い人に対しても自信持って勧められそうだよね。もう一回貼っとこ。

こういうの見せつけられる度に誇りに思うしだから一番好きなんだよな~と思ってた欅のワクワク感ゾクゾク感そのまんま。欅を引きずっちゃう自分も認めた上でもっと沢山の櫻を観ていきたい。もっとハッとさせて惚れさせてほしい。まだカップリングの公開もあるし音楽番組でのパフォーマンスも控えてると思うと楽しみでしかない。

彼女達はいつだって最高で最強を更新し続けるんだな。

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