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一眼レフ機はスマホに駆逐されるのか

スマートフォンが一眼レフを超えるかもと言われて、何年経っただろう
まだジョブズが存命の頃に発売されたiPhone4が発売された頃からこういうことが巷では話題に上がっていた
iPhoneの新機が発売されて2週間
やはりそこまで目に見えての進化はなく、販売数は芳しくない
Appleの方針は昔から変わっていない
OSを売るこの一点
「ハコ」を売り、その中に入るソフトを売っていく
その中身はハードで言えば、未だにLightningであり、メモリは4Gのまま
変わったところというとProにおいては三眼になり、超広角がついた
これは素直に驚いたと同時にAppleはカメラのトレンドをよく理解しているなという印象を持つところ
『僕』が思うところiPhoneが目指すカメラは一眼レフを越すことではなく、lightというカメラがゴールなのだと思う

さて、一眼レフカメラというと時代は高画素時代
去年、『僕』が予想した通りになった(まぁ、ほぼ業界で話題にはなっていたので)
1億画素という途方もないピクセルは今までにない画像を写し出し、またその世界を塗り替えていった
これを追随するかのようにSONY、Canonと矢継ぎ早に高画素機器を送りだす
それも当然でこれからの主流はその高画素専用のレンズの販売がカメラ販促の肝になるからだ
(残念ながら『僕』が言っている8K動画の切り出しという世界の撮影はまだまだ先になる)
では、なぜ高画素かというと此処でもポイントになるのは「切り出し」である

高画素からの広角レンズによる撮影
そのデータからの切り出しをして写真にする
これが今の主流だ
雑誌の撮影の仕事をしている人には自明だが、この「切り取る」という行為はトリミングといい現場では日常的にやられていることである
しかし、高画素・質の良い高画素レンズの組み合わせにより、写真の作品撮りの撮影方法もだいぶ変わってきているのです
画素数とセンサーの問題などカメラに詳しい人はわかるかも知れないがこれはすでにソフトによっても解決されてきているためきにする人もいなくなっているし、Adobeソフトの進化もその手助けに一役買っている

このように広角レンズが注目されているところにドンピシャのタイミングでiPhoneに組み込むアップルのセンスはやはり脱帽しかない
(ファーウェイでもP30などに搭載されているがソフトの補正があまり良くないためここまで満足いくものではない)
そして、やはりカメラ業界は「ほどほど」撮れるスマートフォンに駆逐されていくのはやはり目に見えている
それは万人が手にしていてすぐに取り出し扱いやすくいい写真が撮れる
カメラアクセサリーの企業であるProfotoがスマートフォン用のストロボを販売するくらいだ
これはAppleが手がけるかと思ったがさすが素早い対応で先手を打つのには感心した
この「ハコ」の進化はますます加速するばかりで、一眼レフカメラは一般の人の手に渡り使い続けられるというのは苦戦するのだろうなと感じるこの頃

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