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平社員の立場からマネジメントを知る本

はじめに

入社時に読めと言われたので・・・。

どんな本

複数人で一つの目的を達成するために必要な意思決定者。
組織を回すために、どういった考えで行動すれば良いのかを学べる本。

要点1「マネジメントの段取り」

・企業の目的は?
・事業は何か?事業のあるべき姿は?
・目標設定
・戦略計画(意思決定、組織化、フィードバック)
・資源集中と活動

企業の目的は顧客の創造。
顧客の満足感と欲求に対するリターンが目的。
あと「事業のあるべき姿」「顧客の需要を満たせているか?」「満たせていないとすれば何か?」を常々考えておく必要がある。

目標設定は具体化すべき。
特にマーケティングとイノベーション。
マーケティングでは定量的な目標。
イノベーションでは具体的な行動を示す。

要点2「権限と責任」

労働者や企業に属する事で権限を得る事はあるが、同時に責任を伴う。
仕事に責任を持つには、生産性フィードバック(自己管理)継続的な学習が不可欠。

自らに能力のない仕事を引き受ける事や特有機能以外に手を出し権限を奪い、自らの特有機能を損なう事は無責任の極み。

要点3「マネージャーと部下の関係」

マネージャーは他人の仕事に責任を持ち、組織の評価の責任を持つ立場。

マネージャーに本当に必要なのが「頭の良さ」でもなく「真摯さ」である。具体的には「強みに目がいく者」「人より仕事を重視できる者」「部下を脅威に感じない者」「高い目標を設定できる者」が挙げられる。

読んでみて必要なこと

マネジメント立場から見て、重要だなー、と感じたことは以下の通り。

・マネジメントの段取りは普通の仕事につながる。
 (大枠から細部を決定していき、フィードバックを行う流れ)
・企業や事業に対して何で貢献できるのか、を考える。
・自分の強みを理解する。(人材配置につながる)
・意見を出す。(対立意見、しょうもない意見でも検討価値がある)
・自分が何を考えてるのか、を相手にとって理解しやすくする。
 (コミュニケーションから考えを汲み取りやすい)
・人より仕事で判断する。(人間関係による私情は持ち込まない)

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