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よく聴いていた曲(2024/3月)

三月なんてなかったんだ。

GOMESS/障害

一生向き合わなくちゃいけない自分の事をわかってくれる誰かがいてくれたらその人が自分の生涯になる。そんな大切な事をGOMESSの言葉で思い出させてくれる。この曲はアルバム版とMV版で伴奏が異なっているのだが個人的にはアルバム版の方が好きだ。


ききやま/ANOTHER DREAM 作品1『ゆめにっき』

自分にあったはずの懐かしくて温かいきらびやかな日々を思い出させてくれる曲。終わり方がフェードアウトしていくんじゃなくて突然ブツ切りで終わるのが夢は華やかな時もあるけど必ず終わりが来るいつまでも続かない悲しさを表しているようで好き。

神聖かまってちゃん/夜空の虫とどこまでも

現在の邦楽に置いてノスタルジーの表現と暗澹たる思いをミックスした音楽をトップクラスの品質で更新し続けている神聖かまってちゃんの一つの到達点とも思える楽曲。こういうシューゲイザー系の曲を聴いているとの子さんはやっぱり言葉もさることながら音楽の天才なんだよなと思い出す。自分の葬式があったらこの曲も流して欲しいな。

webkuso/なんとなく生きてる

完全な自分語りになってしまうんだけど、私はもう自分の人生の事をフェーズというか感覚としてもう本編は終了して残った余白を過ごしてるだけだと思っている。所謂、「その後は余生を全うしました」の段階に入ってしまった感じでギラギラと何かに挑んだり奮起したりするのも、もう遅いというかめんどくさい気持ちの方が多いんですよね。

でも、そういう自分に見切りを付けて変わろうとしている自分が居ない事もないから、どうにかして変化を求めるけど具体的にどうしたらいいのか分かんなくなってへこんでいる時にこの曲をよく思い出す。

私の人生観は殆どこの曲に詰まっていてると言っても差し支えない位等身大の気持ちを歌ってくれていて時間があれば再生している。とくに深い理由とか大きな目標とかがあるわけじゃないけど、何と無くで生きてる。でも、その中で何かできたらいいな。

ポップしなないで/おやすみシューゲイザー

さっき紹介した曲がいい意味で諦めを肯定してくれる曲であるのならば、これは嫌気が差してる自分の不器用さに諦めがつかない自分にとことん寄り添ってくれる曲。

別に暗いリズムじゃないのにこの曲を聞いていると何だか涙が溢れそうになる。奇跡が起こるわけでもない普通の何気ない毎日が何よりもただ辛くてでも声を荒げる勇気もないから耐える事を正当化して何とかやり切る毎日が何故か頭に浮かんでくる。そうだよな。自分にとっての過酷で大変な日々が周りにとっては大した事ない毎日なんだよな。

私は弱いし、凄いこともできないし、要領も良くないし、周りには自分よりも才覚がある人が沢山いてもう全部やめたくなるけど、諦めるには値しないだろうからまだ歩く。まだ一人で歩けるよ。だからおやすみシューゲイザー。


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