春の近づきを感じた朝
いつものように散歩をしていると、昨日よりも随分と暖かく感じた。
顔見知りのおじさんに「おはようございます」と声をかけ、今日は少し暖かいねと話をすると、今朝は2.4度だったと教えてくれた。
公園に来るまでの国道に気温の標識があるので、おじさんいつも今日は何度だったと教えてくれる。
朝晩と日が少し長くなり散歩の時間も少し早く。
渡ってきた頃よりも人に慣れ柵越しに見ていると鳥たちも近づいてくる。
暖かくなってくると彼らもまた何処かへ飛んで行く。
飛べなくて暑い夏の間も独りずっと池に残っていた通称「みどり」は、この冬に亡くなった。冬になるとたくさんの友達が渡ってくるのを心待ちにしていただろうに。
家に帰って、
膝にのり甘えるエルの温もりを感じながら暫しの休息。
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