ふたりの関係を育てる選択とは
被害者意識を持たれると、誰かが加害者になる。知らぬ間に加害者にされてしまう。
多様性の社会なので、人それぞれの感じ方を尊重する時代。ある一定の常識とかあまり機能しない。
だから人によって感じ方、受け取り方は様々なので、それを尊重するしかないわけだけど、被害者意識だけは加害者を作ってしまって、しかも法的に暴力の定義が幅広くなってきているので、被害を訴えられたら、加害者とされた者は社会的にダメージを喰らう。
相手の感じ方次第で社会的にダメージを喰らう時代であったりする。
当事者にならない為の策ってないだろうか?とかいろいろ考えていた。まず大切なのは「逃げる」「離れる」といった選択であったりする。
相手が挑発してきたとする。ものの見事に挑発に乗ってしまったら選択肢はひとつ。「怒る」だ。怒りの感情を使って相手と対立する。そこで相手が「怖い」と感じて被害者意識を育ててしまえば、こちらが加害者になる。
だから挑発に乗らない事が大切だ。挑発に乗らないためには、湧き上がる怒りの感情を早期発見することが重要になる。
声が大きくなる。相手を指さす。ドンドンを机を叩く。耳が熱くなる。自分なりに怒りのサインを感じて「怒り」に気づく。気づいたら対応出来る。怒りに飲み込まれず感情的に反応しないという選択が取れる。
相手から離れるといった選択を取ることで、相手の挑発から逃げる事が出来る。これで加害者にされない。加害者にされることを回避する事が出来る。
加害者とされる者だって、被害を受けてきていたりする。相手に行動や思考をコントロールされたり、無茶な訴えをされて心理的な安心安全を奪われたりもする。我慢に我慢を重ねてキレて感情的になり加害者とされたりする。
一概に被害者・加害者として区分けできるものでもなくて、互いに理解して欲しくて、理解されなくて、悲しみ、喪失を経て怒りになり、互いに対立になる場合が少なくない。
本当は受容されたいくせに対立構造に発展したりする。
互いに違う人間なんだから考え方も違うし、価値観も違う。そんな2人がわかり合う為には、人間関係の育てる意識が必要であり、育てる為の努力も必要だったりする。
ふたりの関係を育てる為の選択
感情的に反応せず、ふたりの関係を育てる選択を探しただろうか?怒りに頼らず愛のある選択をしただろうか?テイクだけを求めずギブの精神で選択をしただろうか?
未だ考える事が多い。
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