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自転車で日本一周した -装備編ー

(写真は霧や高湿度で装備がかなり湿ったので乾燥中)

防水正義。
走行、観光中に突然雨に降られることもしばしば。ガワを全て防水にしておくと慌てなくて済む。

荷物はいくら増やしてもいいが、全ての負担は足にくる。特に坂道で地獄をみるのでほどほどに。
収納を増やすために工夫したり、装備の取捨選択をするのも旅の醍醐味。

ウェア

◎ 帽子(髪の寝癖を気にしなくて済む。ヘルメットの代わり)
〇 サングラス(紫外線や虫の突進などから目を守る)
〇 5本指ソックスx5(普通のより蒸れないが履くのが面倒)
◎ ゴム付き100円手袋(転倒時の怪我防止、ハンドルのグリップ力アップ)
◎ ドンキ 1300円厚底サンダル(見た目がいまいち)
◎ 速乾短パンx2
◎ コンプレッションウェア(ロング)上下x2(草木の接触時に肌が負けない、日焼け防止)

【暑い時】
◎ 速乾ポロシャツx2
△ Tシャツ(貰い物)x2(綿だと汗で不快になる)
◎ ナイロンパンツx2

【寒い時】
◎ 裏起毛の長袖上下x2
◎ ユニクロ ライトパーカー
◎ ユニクロ ウルトラライトダウン(温かい、軽い、コンパクト)
△ ジーンズ(重いがちょこちょこ使った)

【雨具】
◎ モンベル レインダンサー(撥水が落ちたら乾燥機へ)
◎ モンベル サイクルレインパンツ
△ ワークマン ブーツ型ゴム靴(途中で送り返した)

夏場の衣類は吸汗速乾性の高いポリエステルをオススメ。
冬場の通常移動や寝るときに裏起毛のタイツ系インナーを着るとかなり温かい。ただし、レーヨン(ヒートテック)は大量に汗をかいて保湿の限界を超えると途端に冷たくなるので注意。

雨具
防水性、透湿性を見てもワークマンのレインウェア(5000円程度)で十分だが、汗をかいたときに肌にペタペタと張り付いて少し気持ち悪い。余裕があるなら登山用がベター。
ブーツ型ゴム靴はぬれずに済むが、蒸れて重い。

自転車

  自転車(ロードバイク) ARAYA RALEIGH Radford-7
〇 ヘルメット(中盤からヘルメットをやめて帽子に切り替えた)
◎ タイヤ シュワルベマラソン(厚みのあるタイヤでパンクしにくい)
◎ ミニポンプ(GIYO GM-821。ロードタイプならメーター付きがいい)
◎ ドライバー、アーレンキー(修理に必須。回転式のコンパクトなものでもいい)
〇 ニッパー

〇 サイクルコンピュータ(距離、速度を正確に測れる)
◎ 携帯ホルダー
〇 バックミラー(下記参照)
◎ 充電式ライト(充電が切れたらヘッドライトで対応)
◎ テールランプ
◎ 柔らかいサドル(とにかく柔らかいものが良い。ケツが痛くなると旅が辛くなる。)
◎ キックスタンド(下記参照)
◎ 自転車カバー(ネカフェなどの宿泊時に盗難防止に効果抜群)

◎ フロントキャリア(TIOGA)
◎ リアキャリア(TOPEAK スーパー ツーリスト DX)
◎ パニアバッグ前後(後ろだけでもいいが、前があると取り出しが楽)
◎ モンベル 45Lドライバッグ(ネカフェで必要なものはすべてこの中に収納)
◎ 自作ハンドルケース(カメラなど頻繁に使うものの出し入れがかなり楽)
〇 フレームバッグ(収納増。ボトルが1つ付けられなくなるので無くてもいい)

〇 チェーン洗浄シート
〇 洗浄シート
〇 チェーンオイル(定期的に差す)
◎ 薄いビニール手袋(チェーンを触るときなどに)

◎ 70cmダイヤル式ワイヤーロック(鍵を無くす心配がない)

【予備部品】
◎ タイヤチューブ x2
◎ ブレーキワイヤー x1
◎ シフトワイヤー x2

パンク修理(パッチ、チューブ交換)、ブレーキワイヤーとシフトワイヤーの交換を自分でできるようにしておくと、故障による不安が激減する。(山間でシフトワイヤーが切れると絶望する)

バックミラー
いらないと思っていたが使ってみたら必須になった。チラ見で後ろが確認できてかなり安心感が増すし、振り向き時のふらつきを防げる。小さいミラーは見づらいので大きいのをオススメ。

キックスタンド
どこでも自転車を置けるのは大きい。中央真下に装着できない場合はキックスタンドがあるが、重さでスタンドが折れやすい。ハンドルを右に切って立てると安定する。

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パニアバッグ
旅は防水正義。
前半はバックのみだったが、明らかにバランスが悪く収納も増やしたかったので、中盤以降はフロントも付けた。スタンドを付けない場合は側面が破けやすくなるので(見た目は悪くなるが)テープで補強しとくと良い。破けた場合はセリアの防水パッチが使える。

ハンドルケース
オルトリーブのハンドルバッグが気に食わなければ自作すればいい。
RIXEN KAULのKLICKfixを使用して500円のコンテナを装着できるようにした。

テント・キャンプ関連

◎ 8000円の安い中華テント()
◎ ダウンハガー#3(5度を切るような寒い時期に野宿するなら#1か2がいい)
◎ サーマレストマット
◎ グラウンドシート
〇 バッテリー付きランタン Superway LED3色切替11200mAh(2週間は余裕でもつ。少し重い)
〇 100均折りたたみイス(50kgまで)(重い人が座ると壊れる)

【調理】
◎ モンベル スクエア13型クッカー(SOTOバーナーがピッタリ収まる)
◎ SOTOガスバーナー
〇 ホットサンド(重い。使わなくなったので送り返した)
〇 風よけカトラリー
△ まな板(使わなかった)
△ スプーンフォーク(使わなかった)
〇 塩コショウ
◎ マヨネーズ(パンにつけても、調理時の油としても使える万能調味料)

キャンプ
テントは濡れたら早めに乾かさないと黒カビが発生する。
マットはキャプテンスタッグを使っていたが一か月で潰れて使い物にならなくなった。サーマレストも潰れはするが厚みは残る。

調理
夜は疲れて調理する気力がないことが多い。調理器具は結構重く、かなり場所をとるので調理しないと思ったら送り返せばいい。ただ、みんなで調理して食べるのはやはり楽しい。

電子機器

◎ 各種充電ケーブル(100均)
◎ Anker USB急速充電器(4ポート)
◎ モバイルバッテリー(20000mAh、12000mAh、ランタン10000mAh)
〇 ソーラーパネルBigBlue 28W(下記参照)

〇 デジカメ(スマホの性能が良いので無理に買わなくてもいい。こだわりたいなら)
〇 2m延長コード(コンセントが遠い場合があるので、あると便利)

◎ ヘッドライト(暗闇の調理などで使用。両手が使えるので、あるとかなり便利)
〇 PC(ブログを書くなら必須?写真のかんたんな現像はスマホで可能。盗難リスク)
〇 ラジオ
◎ Bluetuthイヤホン(片耳で聴けるやつ)
〇 nintendo 3DS(暇つぶしに。途中で送り返した)

ソーラーパネル BigBlue 28W
2ポートで最大2Aずつ出力。1日晴れれば28w出力で5000~10000mAhくらい充電できる。バッテリーを頑張ってやりくりしたら1か月コンセントなし生活ができた。充電できる場所に行く機会が多ければ必要ない。

その他

〇 ドライバッグ40L(丈夫で完全防水。開けるのが少し面倒。)
◎ 速乾吸水タオルx2
◎ ミニシャンプー・石鹸(石鹸だけで洗髪、洗濯まで済ませる人もいる)

△ リップ(中盤以降は使っていない)
△ 日焼け止め(普段、日に当たらない人が長時間あたるとかなりの火傷になる)
〇 虫よけスプレー・殺虫剤(ベープで代用可能)
◎ 歯ブラシ(使わなくなったら自転車掃除に)
◎ ひげ剃り(電動が楽でいい。剃るのが面倒で伸ばす人も多い)
〇 鏡
〇 ミニハサミ(あると便利)

△ 接着剤(破損時に使うかも。必要になったら買えばいい)
◎ 結束バンド(キャリア破損時の一時固定など、何かと使えてかなり便利)
◎ ジップロック(服を分けたり、洗濯袋にといろいろ使える)
△ カラビナ(物をじゃらじゃら付けたい人は)

〇 救急キット、各種薬(絆創膏、解熱剤くらいあると良い)	
〇 ウェットティッシュ(あると便利)
◎ アルコール除菌(お風呂に入れないときの匂いけし。拭くだけでもかなりスッキリする)
◎ 芯抜きトレイットペーパー(ティッシュの替わりに。紙がないトイレがそこそこある)

〇 折りたたみ傘(歩く人ことが多い方はあると便利)
〇 水筒(保冷できる。ペットボトルで代用可能。ペットジュースを飲む人はいらない)
〇 防水テープ、ビニールテープ(テントやバッグが破けたときに)
〇 洗濯ロープ(テントのロープで代用)
〇 ハンガーx3(ロープに干してもいい)
◎ S字フック(何かと使える)
〇 洗濯洗剤

〇 洗濯ばさみ(小)x5(100均の小さなクリップ。洗濯ハサミより場所を取らない)
〇 洗濯ばさみ(大)x5

〇 日本一周看板(下記参照)

日本一周看板
・メリット
話しかけられる確率が断然高い。いろいろな人が優しくしてくれて、物資などの支援をしてくれる確率が高い。写真を撮るときに映える。

・デメリット
管理が面倒。話したくない時も話しかけられる(隠せば済む)。

50日目くらいまで付けていたが、雨や紫外線で汚れたのと、話したい時は自分から話しかけるので必要ないと判断して捨てた。



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