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「2019年若手料理人の為の特別講和会」

「料理人にとって大切なこと」 

  1. 若い時期にひたすら我武者らに働く。
    若い時期は自分が不器用であることを自覚し、ひたすら汗を流し我武者らに働くことが必然。
    そこよりあらゆる事に立ち向かう勇気と忍耐力を養う。
    そして己の方向性を見出すことが可能となる。

  2. 良き先輩と師との出会いを我がものとする。
    1.を全うすることによって、よき先輩や師との出会いを確実に我がものとすることが出来る。
    良き人と人の出会いこそが、自分自身の成長と向上につながる。

  3. 人にみられない所でコツコツ努力する。
    並の努力では並のものしか得られない。
    さらなる無償で無垢な努力こそが真の進歩につながる。

  4. 多くのことに興味を持ち、事故の進化につなげる。
    井の中の蛙になるべからず、周囲をよく見ること,多くのことにあらゆるヒントがいっぱい潜んでいることに気づかされる。

  5. その道のプロフェショナルが仕事に自覚と責任を持つ。
    実のある経験の積み重ねの中で事故に目覚め、確固たるプロとしての意識が芽生え、同時に自覚と責任が持てる。

  6. 自分自身に対し常に自己投資する。
    何かを得るために、己が資質の向上と進歩のために日頃より自己に対して惜しみない投資を行い多くを吸収すべし。

  7. あらゆる料理に興味を持ち、良き食手となる。
    一流の料理人になる為には一流の料理人が作った本場の料理を食べないことには何事も始まらない。
    食はすべての人々の命の糧である。食に感謝し、心して食べることで人として大切な様々な事が学べる。

  8. 自分のスタッフ、又はパートナーに対し互いの信頼と思いやりを持つ。
    自己中心では何事も得られない。家族を含め、スタッフやパートナーへの思いやりを信頼があってこそ真には多くのものが得られ、共に成長できる。

  9. 自分の仕事を愛し、誇りを持つ。
    いかなる仕事も最初は多くの迷いと厳しさが伴う。そこで好きになる為のひたむきな努力が必要。
    やがて己が仕事に思いやりと誇りを持ってこそ、はじめて一流のプロうを目指せる。

  10. 日々の仕事に真剣に厳しく向かい、常に謙虚さを持つ。
    仕事を楽しむという表現がある。しかしkれらにはよほどの天才のみが可能。通常は結果を得る為にそれ相応の努力と厳しさが伴う。
    又、慢心はすべての進歩の敵である。特に物作りに於いては、謙虚さこそが明日への道標となる。


海老原ムッシュの講話中
真剣に聞き入る参加者の皆様

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