クリア後感想:DEATH STRANDING
はじめに
終わりましたデススト。実績的にはこんな感じ。
クリアまでに98時間近くもプレイしていたようで、まあ満喫したと言っていいのかなと。
ゲーム性の話
他の人の感想をほぼ見てないんですけど、多分似たようなことを色んな人が言ってると思います。『移動することそのもの』をゲームにしてしまった着眼点とセンスが素晴らしかったのかなと。
基本的には最近のオープン箱庭系の作りで、オープン箱庭系ってどうしてもイベント密度が薄いとか移動がかったるいとかになりがちじゃないですか。デスストは移動そのものをゲームにしちゃったから、実態としてはかなりかったるい作業をしてるはずなのに、演出面も含めてかったるさをあんまり感じないんですよね。納品するとすごい喜ばれるし。
ゲームでクエストをこなして、あんなに喜んでくれるNPCって実はけっこうレアだと思うんです。デスストはNPCがホントに喜んでくれるから、よしわかったまた配達頑張るよと、コントローラ握ってる我々プレーヤーが自然に思わせられてしまう。極論すると配達頑張っても報酬的にはNPCが喜んでくれる(ついでに親密度が上がるけど)だけなのに、僕のようにワールドワイドで配達中毒化した人が多数いたそうで。
『仕事して誰かに褒めてもらう』ことの喜びを思い出したのかもしれませんね。まあひょっとして、ゲームばっかやってないで本業頑張れってことなのかもしれないですけど笑
ストーリーの話
オチは6章かどっかやってるあたりでなんとなくわかってました。だから最後までやっても特に驚きはなく。個人的にはその最後はちょっと陳腐かなあと思いましたが、まあそれは好みの問題。
ただですね、最終章あたりで、ストーリーと難易度の都合的に、露骨にやれることに制限かけて調整するのはちょっと酷いと思いました。やりこんでる系プレーヤーに対し、何一つやりこみの恩恵が無いじゃんと。ぶっちゃけ『多弾頭ミサイルランチャー量産できたらラスボス含めて最終章がクッソ簡単になる』のが嫌だったんでしょうけど、もうちょっと露骨じゃない方法でなんとかしてほしかったですね。
そんだけやり込んでるプレーヤーなら楽にクリアできても別にええやんと。まあこれも好みの問題でしょうけど………。
エンディングなげーよ
最終章の2章前あたりから実質的にエンディングスタートしてるんですけど、とにかく長い。ムービーの長さもあり、「終わりそうで終わらない」状態が続く。セリフ回しも説明臭くて長い。もっとセリフ削って、視覚的な演出等で語る方向でも良かったんじゃないの、とか。
まとめ
けっこうな『怪作』と思います。万人受けは絶対にしないんだけど着眼点その他のセンスが流石。続編はいらないけど、このシステム活かした別ゲーとかやってみたいですね。
最後に
だがヒゲ、お前はダメだ。
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