タロットカードが好きです-番外編3-

「BEFORE TAROT(ビフォー・タロット)」を入手した喜びをもう少しnoteにしてみようと思います。
↓前回↓

並べたカードの見方はこちら。

時系列は ②→ ① (④) → ③

①ウェイト版タロットカード
　ごくごく一般的で基本的な、ウェイト版のタロットカード

★NEW★②BEFORE TAROT(ビフォー・タロット)
　①の「前に起きた事を描いた」カード。

③AFTER TAROT(アフター タロット)
　①の「その後を描いた」カード。

④TAROT OF THE NEW VISION(タロット・オブ・ザニュービジョン)
　①を「後ろからみた構図」のカード

今日は「小アルカナ」について書いてみたいと思います。
以前にも少しnoteに書きましたので併せてご確認くださいね。

【プレビュー】タロットカードが好きです13-人魚姫のその後-｜Lady Wizard@ゲームデザイナー｜note

・小アルカナは４つのマーク(剣、杯、棒、金貨)で構成されている。
・マーク毎に14枚(1～10の数字＆4枚の絵札)で構成されている。
・トランプに似ている。どちらが先に生まれたかは謎。

今日は更に一歩踏み込んでみます。

小アルカナの1～1０は「繁栄して衰退し、再起する」という一連の物語(人生)になっています。
しかし登場人物はバラバラで、繁栄している人(場面)と衰退した人(場面)が出てくる感じです。

杯は愛のカードなので全体的にはポジティブで、棒はまあ普通…？
剣と金貨はネガティブ寄りのカードが多いです。

棒や金貨は使い方次第ですが、剣はやはり武器ですから絵柄も内容もヘビーな印象が強いです。

解り易い杯のカードで見てみましょう。(剣は結構ショッキングなので…)
下記の画像はパブリックドメインのウェイター版タロットカードです。

カップの２や３は楽しげですよね。それに対して4は考え込んでいるような感じがあり５では喪失感があります。でも6は花が咲いているし、8ではまた寂しい感じになっています。
人生、山あり谷ありといった感じですね。

先述の通り登場人物はバラバラです。

はい。これを踏まえまして。

長くなったので、今日は1枚だけ紹介します。

①が基本ですので、
①＆④→②→③の順で解説しますね。

「ペンタクルの10」のカードです。
選んだ理由は白いお犬様が居るからです。

「ペンタクルの10」は「繁栄」や「財産」「家族」などをさすカードです。

①：基本のカード手前に老人と二匹の犬、奥には若い夫婦と子供がいます。
まさに「家族」。全員豪華な服を着ていますし、お犬様のアバラが出ておらず健康そうなことを考えますと、やはり潤沢な富を持っていそうです。

④：①の裏側から見たカード。①では見えなかった男性の顔が見えますが、誠実そうな好青年ですよね。きっと誠実な商売をして富を継続するのではないでしょうか。

②：①より前の時間のカード。子犬ちゃん!!!!!かーわいいいー。
お爺さんはあまり変わらないように見えますが、若い女性が赤ちゃんを抱いてますね、①の子供が赤ちゃんの時の様子でしょう(ということはお父さんは婿なのか？)。子供は子犬と一緒に育ってきたのですね。

③：①のその後。子供が重そうなペンタクルを持てるようになっていますね。箱に仕舞っているのかな？つまり貯蓄？
わんこ1匹とお母様はきっとお散歩でしょう。居ないなんて信じない。

尚「ペンタクルの10」の逆位置は「富が失われる」「家族のトラブル」という意味があります…。

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