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【女子プロレス歴史ウラ発見⑦】リングは目の前!ガレージマッチの魅力/全女パンフレット用・西脇充子らの貴重な私服写真/井上京子のプロレス頭爆発!東京ドーム花道でのジャイアントスイング!/超芸術!リトルフランキーのラウンディングボディプレス

リングは目の前!ガレージマッチの魅力

 まずはこれらの写真を見てほしい。リングの前の前には観客の方々。もはやリングサイドとリングの間にあるスペースなど存在しない。ボクシングのジャッジ席のごとく、リングのすぐ前に、観客席(スタンディングではあるが)があるのだ。
 ここは全女事務所の1階にあったガレージのスペースにリングを組んで
試合を行なっていた時のもの。毎月一回の定期開催で、普段、移動バスやスタッフの車などが置かれていた場所を、その時だけ近所へ移動し、リングを組んで試合を行なう。ガレージマッチと称された。

 リングからの近さが魅力で、全席早いもの勝ちとあって、前夜から並ぶファンも現れた。初開催は99年1月17日。この時は通常の試合を4試合組んだだけだったが、第二回大会(同年2月11日)より、ミゼットの選手が加わるミックスとマッチや、暴言を2回吐くと退場となるオリジナルルールが導入
されるようになる。
 また試合後は、事務所二階にあったSUN族にてイベントを行なうこともあり、試合会場とイベント会場が隣接しているという理想的空間でもあった。
2001年11月17日には最後のガレージマッチが行われ、約3年に渡るその歴に幕を閉じた。
 ガレージマッチの様子を下記にたっぷりと掲載したので、ぜひ懐かしんでください。

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