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マタニティマークと周囲の反応

こんにちは、かおりです。
この度は沢山のサイトがあるなかで ご訪問くださりありがとうございます。

今回は、一人目と二人目の妊娠中につけていたマタニティマークについて、つけていた期間の周りの方々の反応について書きたいと思います。

結論から申し上げますと、私の場合に限りますが、
特に身の危険を感じることはなく、感謝の気持ちでいっぱいになるようなことばかりでした。

マタニティマークをつけた妊婦さんに対して(つけていない方にも)、
故意にぶつかったりというような嫌がらせをする心無い人がいる話は
聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私自身も妊娠中に知った際は恐怖をおぼえ、実際にマタニティマークを
受け取った際は 本当につけていいのだろうか と迷ったこともありました。

一人目の妊娠前は自転車通勤をしており、妊娠判明後も徒歩通勤にしたので
公共交通機関は使っておりませんでしたが、
お腹の大きくない時期に 万が一 公の場で体調不良になってしまったり、
事故に遭ってしまった場合を考えて、
周囲の方や救急の方々などがすぐに妊娠中と気づいた方がいいかもしれないと考え、マタニティマークをつけることにしました。

マタニティマークをつける・つけないに関わらず、
故意でなくても街中で誰かとぶつかってしまうことはあり得ますので、
階段は出来るだけ端の方で上り下りしたり、
エスカレーターでも手すりを握る・すぐ握れる体勢でいたりと
自分で自分の身を守れるようには行動してきました。

妊婦健診には電車を利用していましたが、お腹が大きくなってからも、
声をかけてくださったり、肩を叩いてくださったり、
手を振って気付かせてくださったり、
何も言わずさりげなく隣の車両に移って席を空けてくださったり、
老若男女問わず本当にたくさんの方々が身体を労わってくださいました。
妊娠による体調の変化を実際に経験されない男性の方々も、
若い方から壮年の方まで年齢問わず配慮してくださいました。

もちろん、「妊婦様」という言葉も昨今ではちらほら聞かれます。
「妊婦だから席を譲れ」「妊婦だから配慮して」「妊婦だから・・・」と
自分のせっかくのおめでたい妊娠を 権威として振りかざしてしまう方がいるのも事実です。
(もちろんそんな大多数の妊婦さんはそんな方でなはいはずです)
その言葉も妊娠中には知っていたので、そうは見えないよう電車に乗る時は
座っている人の目の前にあからさまにマークを見せて立ったりしない など、
"配慮してもらうこと ありき" にはならないよう気をつけていました。
逆に、優先席等に座る際には理由があって座っていることがわかるように
していました。

出産して職場復帰し街中でマタニティマークを見かけたときは、
"私も一人目のとき譲ってもらった"
"二人目ができた時も譲ってもらうかもしれない"
"赤ちゃんいるんだ、幸せそうだな" と思うことが多く、
自分がしてもらったことを誰かにしてあげられる 幸せの循環のようなものを
感じました。

あの時、妊娠していた私の身体を労わってくださったすべての方々、
おかげ様で子ども二人とも無事出産までたどり着くことができました。
本当にありがとうございました。

自分の身を守ることの責任の大きさはもちろんありますが、
世界はあたたかさと優しさにあふれています。
少し長くなりましたが、マタニティマークをつけるか迷っている方に
参考になれば幸いです。

私の記事を読んでくれた方へ、沢山のいろんな幸せがありますように。

かおり

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