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昨日の解説

こんばんは。

今日は昨日のラブラドールとシェパードの動画の解説です。

応用行動分析学で言うとラブラドールのほうは正の弱化、シェパードのほうは正の強化なんです。

『正の』というのは、好子または嫌子が出現するということ。
わかりやすく言うと好子はご褒美、嫌子は罰です。

ラブラドールは罰によって問題とされる行動が減少しています。
これが正の弱化です。
「えっ、罰なんて与えていないじゃん」と思われる方もいらっしゃると思いますが、マズルガード、チョークリードで行動を制限された上で圧をかけられていますよね。

一方のシェパードのほうは、褒めてもらい、トリーツをもらい、協調して行動するようになっています。
正の強化ですね。

簡単に言うと、正の弱化で我慢するトレーニングをされた子はラブラドールらしさも減少してしょんぼり尻尾😢
正の強化でトレーニングした子は、行動変容によって協調する楽しさを学んだということです。

正の弱化で減少した行動はそのやり方をずーっと続けていかないと、また元に戻ります。
わかりやすい例えとして、訓練所に預託訓練をお願いして帰ってきて何日か経ったら元に戻ったというのはよくある話です。

一番ベストなのは、どうしてその行動をしているのか、どういう行動に変えて行けばいいかをきちんと説明してくれるプロにアドバイスを受けることだと思います。

そのために飼い主の皆さんも、洞察力をしっかり身につけて下さい!🙇  

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