大腸癌でESDを受けた話9(退院日・入院振り返り)
今日は退院!自宅に帰れる!
ということで、5時に目が覚めました。
元旦の朝くらい、なんだかモチベーションに溢れていて、それまで入院中開かなかった資格の本で勉強を始めてみたり、今後の生活設計をしてみたり。
朝食が最後の病院食でした。
⚪︎全粥
⚪︎豆腐の卵とじ
⚪︎なんか白菜を柔らかーく煮たやつ
⚪︎具なしみそ汁
⚪︎りんごジュース
この味気ない食事ともおさらばです。
荷造りをして、会計ができた連絡を待ちます。
そういえば、入院中の術後の経過は順調で、出血などもありませんでした。
回診に来たC医師も、ここまでくれば大丈夫だと思います、と言ってくれたので、気持ちよく退院できます。
10時頃に会計が出来上がった連絡があり、看護師さんと忘れ物チェックを一緒にしてから、病室を出て、入退院受付に向かいました。
入院時に預けた保証金を返却してもらい、会計をして病院を出ました。
5日ぶりの外!
その日は曇りでしたが、気持ちはもの凄く晴れ晴れとしていました。
以下、入院の学びです。
⚪︎個室は贅沢ではなく、権利を守る為の出費
→入院中、ずっと寝不足でした。
やっぱりカーテンを隔てて他人がいるというのはどうしても緊張するし、やかましい人が運悪く同室になると休まらない。
個室は贅沢だと思っていましたが、そこにお金を出してはじめて守られるものがあるんだな、と学びました。
次入院することがあれば、お金を出しても個室にしようと思います。
⚪︎入院中は暇
特に自覚症状が無いと、普通に元気なので暇です。
仕事という、することがあってよかった
⚪︎俗世間との隔たり感
当たり前ですが、入院中はなんか社会とは少し距離がある世界の様に感じました。
仕事をしていて、唯一世間と繋がっている感じがしました。
⚪︎自宅がいい
自宅の良さを改めて実感しました。