#監禁VR 感想文をご紹介!④

4月末までの販売&配信の監禁朗読劇「The Lost Sheep」の感想文募集キャンペーンを只今、実施中です!
応募期間は、4月17日までですが、早速頂いた感想をご紹介します!
※ネタバレにご注意ください

キャンペーンについてはこちらをチェック!

ペンネーム:群れの隅の羊 さん
舞台ではなく、テレビドラマや映画と言った映像でもない。
配信作品であることを最大限に生かした作品だと思います。
カメラで監視されていることを理解している台詞に、こちらをのぞき込んでくる登場人物。
カメラを操作しながら、視聴者もこの作品を構成するピースの1つとなっていく。

マチネの自分は、蒼井の友でした。
2組に分かれるシナリオの分岐点で蒼井の様子を見ることを選び、彼に促されるままに警察を呼ぶ。

しかしソワレでの自分は柊木の熱烈なファンであり、彼の姿を見続けようと選んだあの小部屋のシーンを経て影の共犯者になっていく。
2公演で完成されるこの脚本の仕掛けは、自由にカメラを操作できる能動的な視聴スタイルにとても合っていると思います。
動きの9割が演者に任されているとアフタートークで聞いて、出演者の演技力表現力へのスタッフ様や共演者同士での信頼あればこそだなと感嘆の思いです。正に演技の殴り合い。

そしてその自由度の高さがあるから「同じ脚本でも演者やグループによって色合いが違ってくる」という、複数グループを見た方の感想に繋がるのでしょう。 推しが出演している方には是非観ていただきたいし、推しの出ていない回を観てからまた推しの出演回に戻ってくると味わいも変わってくるのだろうなと思っています。
(なので自分も別の組のも見たいと昨年の時から思ってはいるのですが、なかなか諸事情が許してくれないのが辛いところです)

ペンネーム:yu_kiさん
硬派なサスペンス。
ただ台本を朗読するのではなく、部屋の中を360度動き回ったり、時には部屋を移動したりで、ただの朗読には収まりきらないものでした。

昼の部と夜の部で同じストーリー歩んでいるはずが、昼の部を知ってから夜の部を見ると物語が少しずつ違う顔を見せ始め、「あ、ここはこういう事だったのか」と思ったり同じ時間で他の人間が何をやっていたのかを知れたりする飽きない工夫がされているし、エンディングまで変わってきて驚かされました。
また演じるキャストによって雰囲気ががらりと変わる朗読”劇”。
3月5日の黒柊先生は自分が主導権を握って物語の空気をかき混ぜたりストーリー事態を映画の様に楽しむ動の柊先生で、対するように藤くんは物静かな狂信者。熱狂する柊先生の為に自分が死んでもかまわないタイプ。
3月12日の白柊先生は物静かで柔らかな雰囲気でじわじわと静かに物語を内包し侵蝕して行くタイプで、藤君はアクティブに柊先生の為に物語に係っていくタイプの狂信者でした。柊先生の為に誰かを殺してもかまわないタイプ。 同じストーリーを紡ぐのに、キャストによってこんな風に物語とキャラクターの雰囲気が変わるのかと驚かされました。
どちらも全く違う面白さがあって、配信ならではの新しいアプローチが良かったです。

推し定点が出来る360度VRも面白かったし、推しを見る他のキャストを見るのも楽しくて、1度目は物語を追い、2度目は推しを追い、3度目は推しを見る他のキャラクターを追うという1つの物語で3度楽しめる美味しい仕様でした。 拡大縮小出来るのも良かったです。
これから先またキャストを変えても楽しめるし、同じキャストでキャラクターをシャッフルしても面白いなと思いました。 とっっっても楽しかったです!!

ペンネーム:かぜのすけ さん
VRと言うものの存在は知っていたけれどこれまで縁がなく。
ソレを視聴する為にはきっと何かが必須で、自分はそのようなものは持ってないし。
いつかは触れる事があるかもね?知らんけど。
程度に一線を感じていて。

そんな一線も推し俳優が出演なさると言う告知でいとも簡単に吹っ飛んだ。

何がいるの?
やっぱりゴーグル?それ以前に年季の入ったPCで視聴出来るの?買い替え?そんな予算いきなり捻り出せないよね?いやでもいやいや…

まあ、スマホだけで問題なかったのですが。

配信当日は仕事で、どうやってもマチネ開始には間に合わない。途中からなら参加出来たけどこれはきっと最初から観た方がいいやつ。私は詳しいんだ。 結局特典付の通し券を買ってソワレから視聴。

え、いやヤバくない??ヤバいよね?
推しのファンは皆観よ???
後悔するよ観ないと。

もう語彙力が剣を刺された黒ひげのように何処かへ飛び去ってしまい「ヤバい怖い最高」しか言えず。

けれどけれど惜しむらくはマチネからのソワレで視聴出来なかったこと。
きっとある意味綺麗にまとまった、けれど何とも言えない謎を残して終わったマチネから続けてソワレを観ることで、喉に刺さった骨のような謎が解かれ、全てが提示された時に感じるカタルシスは途轍もないものだった筈なのに。残念。

嬉しかったのは『今この時この人はどんな表情を浮かべ、どんな挙動を取っているのか』を余す所なく観ることが出来たこと。 映像では映らない、舞台でも板の上に居なければわからない、そんな姿を観ることが出来るのは本当に貴重で。

これぞ360℃・VRの醍醐味。

その醍醐味を良質な物語で魅せて貰えるその贅沢さがとても幸せ。 気軽にとは言える内容ではないけれど気軽にと言うよ観て欲しいから。
ところで。

柊木先生にお誘いを受けているんですがどうやって連絡を取れば良いですかね?

購入はこちらから!現在、冒頭無料公開もしていますので、
ぜひこの機会にお楽しみください!