石に呼び出しをくらうの巻③

当日は開場より少し前についてしまい、
一番乗りだった。

quantaさんのスペースには何回か行ったことがあって、
前回ナビを入れた時は千駄ヶ谷駅からバスで行くルートが
示されていたけれど、この日は明治神宮前から歩いていくルートが
示されていた。

今まで3回quantaさんのスペースに行ったことがあるのだけれど、
このルートを通るのは初めてで。
何となく道にどんなお店があるのか注意を払っておく
必要がある気がして、時々立ち止まって閉まっている
お店たちの看板を良く見たりしていると、
「天然石」と書かれている看板を見つけた。
へぇ~、こんなところにも天然石のお店が。
そのうち来てみても良いかもね?

10時前から会場前で待機していて、
10時になった途端会場に入り、
ずらーッと並んだ石達を眺めた。
あの、圧をかけてきた俺様な石はどれだ?

しかし、特にアピールを感じる石はいなかった。
何かスーンって感じ?

あとやっぱり今の私に必要なのは
アメジストエレスチャルだよね?という気持ちが
ぬぐえず紫の石も見たけれど、
そもそもアメジストエレスチャルを置いてなかった・・・。
何なんだよー!そして、私を呼んだの誰~?

会場に井出さんしかいなくって、
井出さんはyujiさんやMOTOKOさんと
お付き合いがあるから、「石が話す」とか
OKな人かな?と思い、
井出さんに事の顛末を話すと、
「石が呼んでくるなんてことある?」と言われてしまい、
そうですよね、頭おかしいですよね~
と思いながら困っていると、
「まあまあ、中国茶もありますから頂いてゆっくりしたら?」
とお勧め頂き、中国茶を注文した。

一番乗りだったためお茶を用意するのにしばし時間が
かかり、その間に「そうだった!せっかくのyujiさんの
メッセージ全然読んでなかった。」と思って、端からひとつづつ
メッセージを見ていると、
天青石という空色の石と目が合った。

その石は以前ある人からもらったものと同じ鉱物だった。
くれた人は別れ際に玄関先にあった石を掴んで、
「この石があなたのところに行きたいって言ってるから、
あげるね~」と言って急に私にくれたのだけれど、
何と言う鉱物なのかずっと分からなくて・・・。
へぇ~あの石は天青石というんだ~。

そして、yujiさんのメッセージを見ると、
「先見の明を高めたい人、アンテナの感度を高めたい人におすすめ」
と書かれていた。
私、ちょうどアンテナの感度を高める必要があり・・・・。
もう一度、石を見ると「俺、役に立つから!」みたいな、
キュルンとした目をして、まるでワンコみたいなかわいい感じで
こちらを見ていた・・・。

年下の男性・・・。
私を呼んだのこいつか?
こんなにかわいい感じじゃなかったよね?

頭の中は?で一杯になったけれど、
目が合ったらもう目を逸らすことはできず、
お会計へ。

お会計後、お茶とお菓子が出てきて、
他のお客さんもわらわら入ってきた。

井出さんやまりこさん、
es祭でお会いしたことのある方と
しばし歓談し会場を後にした。

→石に呼び出しをくらうの巻④に続く。


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