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脳がダメージを受けない愚痴や悪口の言い方

春は人事異動の季節です。私も、部署が変わり、経理担当に戻ります。
以前も経理はやっていたのですが、カラダはストレスを感じており、
なんとなく、ふわふわし、自律神経が乱れているのを感じます。
正直、お薬をお渡しするほうが、私は好きなんですけどね。

皆さんの職場には、不平や不満、悪口ばかりの人、いませんか?

悪口を言葉にすると、ワクワクホルモンドーパミンが分泌されるため、
すっきりしますが、実は、脳には、かなりのダメージです。

溜め込んでしまい、思ったことを出せないと、メンタルが病んでしまいますから、どこかで発散する場は必要です。
ですが、悪口を言葉にすると、ドーパミンと一緒に、ストレスホルモン、コルチゾールも分泌されています。これが続くと、悪口がやめられなくなり、コルチゾールが分泌され続け、感情の抑制がきかなくなり、認知症のリスクが高まります。

98歳で亡くなった、事故で足が不自由になったものの、認知症もなく、しっかりしていた私の祖母は、反発ばかりしていたうちの母、好き勝手やっていた叔母、家柄を見下し挨拶にも来なかった叔母等、曲者ぞろいの嫁たちに対し、まったく悪口を言いませんでした。逆に、認知症が進んで、施設に入所した伯母や、姑は、よく言っていた気がします。

「世間や他人に対する批判度が高い人は、認知症のリスクが3倍、死亡率が1.4倍高い」「ゴシップや噂話が好きな人はそうでない人に比べて寿命が5年短い」といった研究結果が、世界中で報告されています。

やはり悪口は言わないにこしたことはないようです。

脳のダメージを最低限に抑えて、すっきりするにはどうすればよいか?

人前で話すときは、例えば、「うちの子供は簡単な漢字もわからなくて、馬鹿だ」ではなく、「私は、こどもが簡単な漢字がわからないので、とても恥ずかしい」と、主語を、自分に置き換える。
感情を司る脳の部分は、主語を認識できないので、前者で言ってしまうと、
脳は、「自分が簡単な漢字が書けなくて馬鹿だ」ととらえてしまい、自己肯定感が下がってしまいます。また主語を自分に置き換えることで、客観的に事実を捉えることができます。

言葉にせず、文章で書くことも効果的です。
文章にして、少し時間をあけて、読み返してみると、「なんでこんなことで怒っていたのだろう」と思った経験はありませんか?
私は、スマホに日記アプリを入れて、愚痴を書くようにしています。
匿名性が高い某SNSで、愚痴っていたこともあるのですが、同じような方が集まるので、結局、負のオーラがただよっているような気がして、辞めました。日記が面倒な方は、愚痴を聞いてくれるアプリもあります。
一時期、息子が落ち着かなかったとき、お世話になっていました。

こんなアプリで、ストレス解消になるのかなと思っていましたが、意外につらい時に、くまさんの最後のにかっと笑う姿に、励まされたり~

うまく利用して、日々の嫌なことを、少しずつ解消していきましょう。

参考:https://www.news-postseven.com/kaigo/86759(精神科医:樺沢紫苑先生による)玉川大学脳科学研究所松田教授のコラム


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