2019モトGP:転倒&お金の話[ 2020年1月18日 発行 Vol. 262 ]
コンテンツ目次
【イタたわGPまくら話】
●レース増加で何が変わるのか?
【2019モトGP:転倒&お金の話】
●2019年転倒記録
・去年と比べると?
・どのセッションが多いのか?
・転倒の多いライダーは?
・転倒の多いサーキットは?
・ウェット王者と言えば?
●ホンダ&クラッチローの場合、転倒するといくらかかるのか?
・モトGP機に『軽い損害』はあり得ない
・各パーツ破損、いくらかかるのか?
・もしエンジンが壊れたら…
・チェッキネッロ「転倒にそなえ、かなりの予算を取っている」
●ファクトリーvsプライベート、チーム予算の違いは?
・人件費はどれぐらい?
・各マテリアル&タイヤはいくら?
イタたわGPまくら話
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
今回は久しぶりに日本でお正月を過ごしていた管理人のラ・キリコです。
数年ぶりに初詣にも行き、日本のお正月を堪能しておりました!
ずっと恋しかった『とらや』の羊羹も食べられたし…
しかも、子年にちなんで作られたと言う、ねずみの姿入り羊羹…
これでまた今年も1年、頑張って行けそうです。
またまた、よろしくお願いしますね!!
おっと、『モトGPこぼれ話』でしたね、はい、はい!
ほら、今後はどんどんレース数が増えていくじゃないですか。
で、年間20レース以上にもなったら、どうなってしまうのか?
イタリア識者はこんな風に予想しております。
まぁ、どうぞ、どうぞ。
レース増加で何が変わるのか?
モトGPのレース開催数と言えば…
2017年までは年間18レースだったのが…
2018年からブリーラム戦が増えて19レースとなり…
2020年からはフィンランドGPが復活して、20レースに…
2021年にはインドネシアGPも加わるんじゃないかって言われ…
そのうえ、2022年にハンガリーGPも復活したら…
年間22レースになってしまうんですね。
んで、現在、懸念されているのは、年間22レースもやったら1回1回のレースウィークエンドの質が落ちてしまうんじゃないか?ってことなんです。
で、ジョヴァンニ・ザマーニ記者なんか、こんなことを言ってました。
「あくまでも個人的な意見なんですが、年間22戦になったら現在のような3日制ではなく、土~日曜だけの2日制になるように思いますね。」
この『2日制』になると思ってる人って、けっこう大勢いまして…
ロッシ選手も、今年のヴァレンシアGP中にそんなことを言ってたんですよ。
(ブログ関連記事:ロッシ談『弟マルケスがホンダ入りしたら?』2019バレンシアGP )
んで、もし本当に2日制になったら、具体的に何がどう変わってしまうのか?
エンジニアのジョルジョ・ベルナルデッレ氏(モトGP業界ではホンダ&アプリリアで働いていた)が、こんな予想を立てておりました。
「もし2日制になったら、マシンのセッティング・アプローチが大幅に変わることになるでしょうね。前後タイヤ各3種類ずつに、ウェットタイヤでの作業を2時間でやらなければならないことになり…
ただ、そんなことは無理だから、結局、全パッケージを見直すこととなり…おそらくタイヤは1種類のみになるんじゃないんですか。
マシンの方もあちこちにがっちり手を入れられないような…簡易作業で済むような構造になるでしょうね。」
う~ん…
ちょっと怖いような…
でも、それはそれで面白そうな…
おっと、そろそろ本題に行かなくっちゃ!
今回はオフシーズンらしく、まずはお金の話を色々と…
特に、ライダーが転倒してマシンが壊れると、どれぐらいお金がかかるのか?とかね。
まぁ、どうぞどうぞ。
頂いたサポートは、新たな健康食品を購入する費用にさせていただきます。これで、また頑張りますね!