2021イタリアGPまとめ:風聞〜イタたわGP Vol. 313
コンテンツ目次
【イタたわGPまくら話】
●ロッシ、特製ヘルメット:2021イタリアGP(全文無料)
●デュパスキエ逝去でレースは中止すべきだったのか?
・選手らはレース中止について賛否両論
・『1分間の黙祷』は行うべきではなかった
・悲惨な事故を防ぐには、どうすべきか?
●ヤマハ
・クアルタラロー&ヤマハ機のコンビは、今や最強
・モルビデッリ「心の中の黒いシミと戦わなければならなかった」
・ロッシ本人は「悪くない」と言ってるが…
●ドゥカティ
・なぜドゥカティ勢は苦戦していたのか?
・ピッロにザルコと同じシフトレバー問題が起きていた
●KTM
・KTM機はなぜ速くなったのか?
●スズキ
・ミールはクアルタラローのタイトル獲得を邪魔立てできる
皆さん、こんにちは。
イタリアから管理人のラ・キリコです。
はい、ごめんなさい、カタルーニャGP予選まで終わってしまいましたね(涙)
でも、ぎりぎりレース前には間に合ったんで!
はい、では、早速、モトGPこぼれ話、始めますよ!!
今回のムジェッロでも、ヴァレンティーノ・ロッシ選手が特製ヘルメットを披露していたんですが…
色々とあってご紹介しそびれてたんで、遅ればせながら、ここで今回のデザインについて説明しますね。
まぁ、どうぞ、どうぞ。
ロッシ、特製ヘルメット:2021イタリアGP
まず、今回の特製ヘルメットはこちら。
いつものアルド・ドゥルーディ氏のデザインなんですが…
今回は、イタリアのコミック・ロックバンドこと『Elio e le storie tese』へのオマージュってことです。
同バンドのヒット曲に、『Nubi di ieri sul nostro domani odierno(今日、僕らは昨日の雲がかかる明日を見つめる)』と言うのがあるんですが…
その歌詞の中に、次のような一節がありまして…
《Ditemi perché se la mucca fa mu, il merlo non fa me(なぜ雌牛はモーと鳴くのに、ツグミはメーと鳴かないのか教えてくれよ)》
んで、今回のヘルメットには頭頂部に雌牛が、あごの辺りに同バンドのリーダーことステファノ・ベリサーリの顔が描かれたと言うわけです。
一応、ざっと歌詞を読んでみたところ、
「僕はエレベーターに乗ると、上の方に貼られている重量制限の表示を読んでしまうんだけど、扉が開くともう覚えちゃいないんだ」って感じの、とぼけた内容でして…
ロッシ選手が生まれた頃から活躍しているバンドだし…
おそらく、『Mugello(ムジェッロ)』と言う響きが『Mungere(ムンジェレ:乳をしぼるの意味)』に似てることから、雌牛を思い浮かべ…
それでこの歌詞を思い出して、今回のモチーフにしたんじゃないんでしょうかねぇ。
おっと、そろそろ本編を始めますか。
イタリアGPについてってことで…
やはり、モト3予選中にお亡くなりになったジェイソン・デュパスキエ選手について、その後、少し議論が巻き起こってましたんで…
あと、レースについても、さくっとまとめておきました。
まぁ、どうぞ、どうぞ。
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