ロッシ特集：ファクトリー離脱～ペトロナス交渉ほか［ 2020年3月30日 発行 Vol. 270 ］

コンテンツ目次

【イタたわGPまくら話】
●なぜロッシはドゥカティで上手くいかなかったのか？

【ロッシ特集：ファクトリー離脱～ペトロナス交渉ほか】
●新ロッシ、ファクトリー離脱～ペトロナス交渉ほか
・ロレンソ「ヤマハは決めなければならなかった…」
・クアルタラロー「僕はロッシ後任じゃない」
・ヴィニャーレス、マシン開発も大丈夫！
・ヴィニャーレス、本当にドゥカティに移籍する気だったのか？
・もしロッシがスズキ移籍を希望したら？
・ロッシ去就、新型コロナウィルスに左右されるのか？
・ロッシ加入について、ペトロナスはどう思っているのか？
・ロレンソ加入について、ペトロナスはどう思っているのか？

イタたわGPまくら話

皆さん、こんにちは！
引き続き新型コロナウイルスによる非常事態体制が続くイタリアから、管理人のラ・キリコです。

最近は外出と言えば、近所のスーパーに買い出しに行くぐらいなんですが…
もともと引きこもりだし、運動もいつも家の中でやってるんで特に支障はありません。

強いてストレスと言えば、そのスーパーの買い出しぐらいですかねぇ…
まず、しばらく前から、どこのスーパーも1人出たら次のお客さんを入れると言うシステムを取ってるんで、店内に入るまでに最低20分、最高40分ぐらいはかかるわけです。

で、その待ってる間、ず～～～っと電話をし続けている人とかがいるんですよ…しかも、わざわざマスクをずらして。
電話の内容も「こっちは元気にしてるよ。そっちは大丈夫？」ってだけで、それをあちこちにかけまくってたりとか…

あと、現在はどの時間帯に行っても、買い物客の半分以上が男性なんですよ。
休業中だから、奥さんの代わりに買い出しを担当してるって感じなんですが…

ただ、列に並んでいるわりには入店のシステムを理解していないようで、入口近くにいる店員さんから「次の方、入ってください」って声をかけられても、あらぬ方向を見たまま微動だにせず…
しかも、すぐ後ろに並んでいる男の人達も気づかないのか、やはりシステムが分からないのか、イタリア人にしては珍しく無言で…
仕方がないんで、なぜか外国人の私が後方から「1人、入れますよ」って大声をあげたりして…

あっ、すみません…こんなところで愚痴ってしまって……
とにかく、早く収束して欲しいもんです（涙目）

おっと、『モトGPこぼれ話』でしたね、はい、はい！
今回は、ドゥカティ時代のロッシ選手についての思い出話です。
まぁ、どうぞ、どうぞ。

なぜロッシはドゥカティで上手くいかなかったのか？

では、今回もリヴィオ・スッポ氏（ホンダHRCおよびドゥカティの元チームマネージャー）に思い出話を語ってもらいましょう。
今回は、ドゥカティ時代のヴァレンティーノ・ロッシ選手についてです。
こちら。

Valentino Rossi on his Ducati Desmosedici GP11 at Motegi, #MotoGP 2011 #JapaneseGP pic.twitter.com/XHDAv7ka8z

— MotoGP Fan Zone (@bgmotogp) October 2, 2016

【なぜヴァレンティーノ・ロッシ選手はドゥカティで上手くいかなかったの？】
「難しい質問ですよね。当時、私はこの業界にはいたが、既にドゥカティから出ていたんで…（※ホンダHRCに移籍してました）。
ヴァレンティーノのドゥカティ加入に、世間が多大なる期待を寄せたのは確かで…実際、彼らは早々に好結果を出そうともしていました。
ただ、ドゥカティ機と言うのは少し特殊なマシンなんですよ…ヴァレンティーノの特性とは絶対に相容れないようなね。
ホルヘ（ロレンソ）の時も、しばらくはそんな感じだったでしょ。ホルヘは昨年、ホンダでも同様に苦戦していたが。
ライダーと言うのはマシンの乗り換えに苦労してしまうことがあって…乗り慣れているのと違うタイプのマシンだとね。若手に比べ、経験豊富なライダーだと特にそうなんですよ。
それで、必要以上に色々と試してみようと言う気になるんでしょうね。そうなると、今度は1から10まで全て変えようってことになり…良くなるどころか悪化させてしまうわけです。
もしあれが上手くいっていたなら素晴らしかったんだが、残念ながらそうはならなかったわけで。
その良い例が去年のホルヘですよね。ホンダ機で、結局、悪い方に行ってしまった。」

おっと、そろそろ本編を始めなきゃ！

今回は、ロッシ選手のヤマハファクトリー離脱について色々とまとめてみました。
ヴィニャーレス＆クアルタラロー選手の心境とか…
ロッシ選手のスズキ移籍はあり得るのか？とか…
ペトロナスチームはどう思っているのか？とか…

まぁ、どうぞどうぞ。