深堀り特集：スズキに何が起きているのか？なぜドゥカティは再生できたのか？：風聞〜イタたわGP Vol. 331

コンテンツ目次

【イタたわGPまくら話】
●ロレンソ「アッセン転倒がなければ、ホンダで続けていた」

【深堀り特集：スズキに何が起きているのか？なぜドゥカティは再生できたのか？】
●ザマーニ考察（深堀）：スズキに新チームマネージャーは入るのか？
・スズキに何が起きているのか？
・ミール「スズキはプライベートチーム結成どころじゃない！」
・リンス「もし僕の意見を求められたなら…」

●なぜドゥカティは再生できたのか？
・2020年に物語が1つ終わり、2021年は再構築できた
・ダッリーニャ「然るべきライダーなしで、技術は用をなさない」
・ロレンソ告白「2018年はちょっと鬱状態だった…」（深堀）

皆さん、こんにちは。
イタリアから管理人のラ・キリコです。

実は、1月中旬にボイラーが壊れてしまい…
また、たまたま、私が住んでる地域ではその辺の日程で最低気温を記録し、滅多に降らない雪まで降っちゃたりして…
新しいボイラーが設置されるまで、けっこうエグい数日を過ごしてしまいました。

あっ、でも、おかげで以前より快適になったんですよ！
なにしろ、以前のボイラーはもう20年も前の旧式で、単純に特定の温度で点けるか消すかしかできなかったのに…
今は各部屋の微妙な温度調整もできるし、お湯の温度も好みに設定できるし！
災い転じて福となりました！！！

ロレンソ「アッセン転倒がなければ、ホンダで続けていた」　

最近は、セレブ生活をすっかり満喫しているホルヘ・ロレンソ元選手なんですが…

現役時代は厳しい食事制限にしばられ、高級レストランへ行っても、鶏の胸肉のグリル焼きとサラダなんかを食べてたわけです。

そんな現役生活も、2019年末、32才の時に終わってしまったわけですが…
ご本人としては、まだまだ続けていくつもりもあったそうで…
ただ、同年6月のアッセンGP中の転倒が、あまりにも大きなショックとなってしまい…
（ブログ関連記事：ロレンソ転倒、胸椎骨折、棄権：2019アッセンGP ）

最近、ロレンソご本人が『DAZN』インタビューで、このアッセン転倒について振り返っておりました。
こちらです。

【やはり、アッセンGP中の転倒が大きかった？】
「間違いなく、あの事故がなければ、ホンダで続けていたでしょうね。」

【あの時はFP中に転倒し、椎骨2ヶ所を骨折し、4戦欠場となったが…】
「あの転倒の後、引退と言うのが選択肢の一つになったんです。ただ、焦って決めたくはなかったんで、できるだけ先延ばしにしていました。
でも、続けていくのは高い高い山を登ろうとするようなもので…それをやる忍耐と言うか、モチベーションと言うか…そう言ったものが見つからなかったんです。」

【貴方は十代後半から活躍し始めていたが…】
「ただ、30～32才ぐらいになると、慎重になってしまうってことは感じてました。
転倒して深刻なケガを負う度に、精神的な負担が増えていき…
まるでネガティブな経験と言う名のリュックサックに、1つづつ石を入れていくような感じで、どんどん慎重になってしまうんですよ。」

おっと、では、本編の方を始めますか。

今回は深堀り記事特集ってことで…
これまでサラッと取り上げた記事が、その後、もっと詳しく出てきたりするもんですから…
興味深そうな所をまとめてみました！