2017 ヴァレンシアGPまとめ ドゥカティ［ 2017年11月22日 発行 Vol. 166 ］

本コンテンツの目次

●ヴァレンシア決勝戦を左右した4つの鍵

●ロレンソはドヴィとドゥカティの敵だったのか？
・伊モトクロス9回世界チャンピオンが怒ツィート
・あれ以上最悪のことはできない
・会見では恥知らずと糾弾され…
・ドゥカティやドヴィのために、そして、僕の優勝の可能性のために…
・ドヴィツィオーゾ「ホルヘに妨害されてない」
・ロレンソが邪魔したのならドヴィは怒ってるはず
・ダッリーニャ「我々が間違っていた」
・目標はドゥカティをベストマシンにすること

●ドヴィツィオーゾ大満足「あれ以上は無理だった…」
・世間の見る目が変わった
・最後までタイトル争いが出来るなんて誰も思ってなかった
・駆け引きせず、ありのままの自分で…
・人生最大のチャンスをふいにした？
・高額ボーナス、ドゥカティ嬉しい悲鳴

ラ・キリコより

皆さん、こんにちは。
なんだか最近、ものすごく良く寝る管理人のラ・キリコです。

サマータイムも終わり、季節がら天気の悪い日も多いから、なかなか明るくならないって言うのもあるんですが…
とにかく、油断してると10時間ぐらい寝ちゃうんですよ。

アジア/オセアニアGP終了後は、ぐっすり寝なければって意識はしてたんですが、さすがにもう、ねぇ…

おっと、メルマガ枕話恒例のモトGPこぼれ話でしたね、はいはい。

・ドヴィツィオーゾ父、災難

今年のアンドレア・ドヴィツィオーゾ選手は凄かったですねぇ。
下の本文にも載せておきましたが、元ホンダHRCチームマネージャーことリヴィオ・スッポさんが驚いてましたよ。
「モトGPに何年も参戦してきて、今になってあんな風に大成長するなんてねぇ」って。

まぁ、これまで何年もパッとしないリザルトだったってのは確かに事実でして…
そのせいなんでしょうか…
ドヴィ選手のお父さん、アントニオさんは今回のヴァレンシア戦に来る前に、きちんとしたジャケットを買わなければならなかったそうですよ。

なんでも、アントニオお父さんはいつもスポーティーな服装なもんだから、ヴァレンシア決勝戦の後に開催される授賞式＆祝賀パーティに着て行く服がなかったんですって。

で、無事、授賞式も終わり、やれやれと思っていたら…
アントニオお父さん、今度はモトクロスバイクを盗まれてしまいました。
モトクロスレースに参戦しようとトリノへ行ったところ、ホテルの屋外パーキングに止めていたワゴン車が盗まれてしまい、
結局、ワゴン車は戻ってきたけれど、車内にあったモトクロスバイクはなくなってたんですって。

まぁ、今年のドヴィ選手はボーナスをたっぷり稼いでるから、もしかしたらクリスマスにプレゼントしてくれるかもね…

・ペトルッチ＆ミラーのコーチにフォンシ・ニエト

さて、今シーズンはロッシ選手のルーカ・カダローラ元選手とか、ロレンソ選手のミケーレ・ピッロテストライダーとか、ペドロサ選手のセテ・ジベルナウ元選手とか…
各コーチも注目されてましたが…

ドゥカティ・プラマックでは2018年に向け、ペトルッチ＆ミラー選手のコーチにフォンシ・ニエト元選手を雇うことにしました。

故アンヘル・ニエト元選手の甥っ子さんでして…
1997年に世界選手権125ccクラスに初参戦し、1999年から250ccクラスに昇格、2002年には同クラスで総合2位を獲得しております。
で、2005年からSBKに移籍し、2008年にはスズキ機でレース優勝も決めておりました。

2011年に引退した際には、当ブログでも記事を出したんですが…
（ブログ関連記事：フォンシ・ニエト引退：加藤や富沢とも走ったけれど… ）

フォンシ・ニエトご本人が、私のツィートに気づいてリプライしてくれて、「引退記事を日本語で出しましたよ」って書き送ったら、感謝してもらっちゃいました。

ちなみに、引退してからこれまで、人気DJとして活躍されてたそうですよ。

・ドゥカティのモト3参戦

以前から、「ドゥカティもモト3にマシンを出すのでは…」なんて話が取り沙汰されてましたが、この度、一本眉ジジ・ダッリーニャ将軍様が、こう言ってました。

「いまだ、そう言う意向はありますよ。今でも、あのクラスは重要だと思ってますから。
モト3機があれば、各選手と早々に知り合えるだろうし、その後、注目し続け、上手くモトGPクラスにまで上がってこれるようしてやれるじゃないですか。
ただ、まだ私の意見に過ぎませんがね。
ぜひやるべきだとは思うが、まだ、必要な部分が整っていないんですよ。
物事は上手く進めていかなければね。
と言うわけで、今のところは待機中と言ったところです。」

おっと、そろそろ本題に行かなきゃ！
今回は、ヴァレンシアGPまとめのドゥカティ編です。
相変わらず、ロレンソ選手のチームオーダー問題に注目が集まっております。

んでは、どうぞ！