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2022 アルゼンチンGPまとめ:風聞〜イタたわGP Vol. 335

【イタたわGPまくら話】
●アルゼンチンGP、各メーカー評価

【2022 アルゼンチンGPまとめ】
●アプリリア

・兄エスパルガロ、一皮むける
・アレイシ「今はモト2/モト3選手らが『アプリリアも有りだな』って思ってる」
・アレイシ成長はヴィニャーレスのおかげ
・アレイシ&ヴィニャーレスの関係はドヴィ&ロレンソに似ている
・優遇措置(コンセッション)はどうなるのか?
・アプリリア、かつては二輪の『学びの園』だった

●ドゥカティ
・マルティン、予選最強ライダー
・バニャイア「色々と普通の状態に戻ったら、リザルトも安定するはず」
・ミラーはバニャイアよりも上位になれたはず…
・ドゥカティの問題点とは?

●スズキ
・両選手とも中身の濃いレースだった

●KTM
・ビンダー『頼りになる選手』、オリヴェイラ『ミラーと同じ』
・KTM機もドゥカティと同じ問題…

●ヤマハ
・なぜヤマハ機はアルゼンチンで苦戦したのか?
・クアルタラロー「ホンダオファーは真剣に考えるべき」

●ホンダ
・マルケスがいれば、ポルは強くなる…

皆さん、こんにちは。
イタリアから管理人のラ・キリコです。

いやぁ~ギリギリ間に合うかと思ったんですが…
アメリカズGP決勝戦前に終わりませんでした………(涙)
まぁ、でも、とにかく、どうぞ、どうぞ!


アルゼンチンGP、各メーカー評価

今回はアルゼンチンGPからアメリカズGPまで1週間しかなかったせいか、恒例の『レースの行方を左右した鍵』がお休みだったんですよ。

でも、エンジニアのジュリオ・ベルナルデッレ氏(モトGP業界ではホンダ&アプリリアで働いていた)が、今回のアルゼンチンGPだけを見て、各メーカーについての評価をさっくりまとめてたんでご紹介しますね。
ちなみに、点数や順位は特に付いてません。
しかも、なぜかKTM機には触れてませんでした(特に大きな意味はないと思うんですが…)。

とりあえず、まぁ、どうぞ、どうぞ!

・アプリリア

アルゼンチン決勝戦で判断するのなら、トップはアプリリアだろう。テクニカルパフォーマンスが、明らかに卓越していた。
アプリリア機はトラクションが高く、特に陥没における加速のトラクションは、他のメーカー機にはないものである。
ただし、客観的に見て、今回だけかもしれないので今後も要観察だろう。


・スズキ
マシン自体の全体的な仕上がりならば、スズキが一番だと思う。
今回のように両選手およびチームがポテンシャルをフル活用できる状況で、実際にフル活用できている時は、常に100%信頼できる印象がある。


・ヤマハ
私がもっとも仕上がってるマシンだと感じるのは、シーズンを通し、各サーキットおよび各コンディションにおいて好リザルトを獲得できるようなものであり…
何年か前までのヤマハ機は、そんな風だった。
しかも、チームの規模からすると、スズキよりもずっと大きいはずなのだが…。


・ドゥカティ
ドゥカティも良いマシンだと思う…ただし、プライベートチームの方が良い。
特にホルヘ・マルティンが良く、アルゼンチン決勝戦では明らかにアプリリア機より下回っていたのに実に上手く走っていた。
ファクトリーチームの方は少し緊迫感が漂い、やや苦戦気味であり、常に100%の仕上がりにはなっていない。


・ホンダ
ホンダの状況は、技術的な面において去年よりも遥かに良いと思う。今年のヤマハの状況よりも良い
ただ、ホンダは明らかに、マルケスのパフォーマンスにムラが出てることを痛感しているだろう。


と言うわけで…
本編を始めますか!

今回は、やはり、アプリリアが中心でしたねぇ…なにしろ、伊メディアから情報を集めてるもんですから。
一応、他の5メーカーもさっくりまとめてますんで、今回もお楽しみくださいませ!

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