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2021オランダGPまとめ:風聞〜イタたわGP Vol. 316

コンテンツ目次

【イタたわGPまくら話】

●ペトルッチはKTM継続を願いつつ、レミー・ガードナーを応援してるかも…(全文無料)

●オランダGP決勝戦を左右した6つの鍵

●ヤマハ
・クアルタラロー「ロッシ後継者と呼ばれ、当初はプレッシャーがあったが…」
・ヴィニャーレスは心理カウンセリングを利用してないようだが…
・ロッシ去就については、別号でまとめます

●スズキ
・ミール「タイトル争いは、まだ先が長い」

●ドゥカティ
・ザルコ「ドゥカティ機を操縦するには、かなりのエネルギーが必要だ」
・今回のバニャイアが処罰されるなら、2008年ラグーナセカのロッシだって…

●KTM
・オリヴェイラもチャンピオン候補の一人

●ホンダ
・マルケス「ここまではポジティブ、あとは時間の問題…」
・中上貴晶のレースは、現在のモトGPの縮図のよう

●アプリリア
・エスパルガロ「これではトップ陣を抜くことが出来ない」

皆さん、こんにちは。
イタリアから管理人のラ・キリコです。

すみません…
夏休みが始まり、つい気が抜けて…
気がついたら、7月も半分終わってしまいました(驚)

と言うわけで…今回も急ぎます。
では、モトGPこぼれ話、始めますね!

ダニーロ・ペトルッチ選手がKTMテック3に残れる可能性が、ちょっとはあるかもって話でして…
あっ、イケル・レクオナ選手については全然触れておりませんが…
まぁ、もうチャンスは100%ないだろうってことで…
とにかく、どうぞ、どうぞ。


ペトルッチはKTM継続を願いつつ、レミー・ガードナーを応援してるかも…

さて、夏休み明けには2022年に向けての進退が決まると言われている、KTMテック3のペトルッチ&レクオナ両選手なんですが…
もちろん、決めるのはテック3側ではなく、KTMの方でして…両選手ともKTMとの直接契約ですからね。

ただ、両選手とも厳しい状況のようで、ジョヴァンニ・ザマーニ記者(イタリア衛星放送『SKY』レポーター)がこう話してました。
「私の印象では、両選手とも契約更改にはならないでしょうね。残念ながら、リザルトがそんな感じですから…。
私としては、ここ2戦でダニーロがもっとやってくれると期待してたんですが…ザクセンリンクの方は本人の落ち度で転倒したわけではないが、とにかく、ここまでのリザルトがかなり悪いから…
私はダニーロのことが大好きだから、こんなことを言うのは本当に残念なんですが…
ただ、ダニーロがKTMに残留できる唯一のチャンスは…KTM側に選択の余地がなくなった時だけだと思いますね。」

はい、つまり、ペトルッチ選手の進退はすべて、ラウル・フェルナンデス選手(今年、KTM機でモト2参戦中)の意向にかかっていると言うことなんですよ。

現在、フェルナンデス選手にはヤマハとアプリリアからモトGP昇格オファーが行ってるそうなんですが…
フェルナンデス選手のKTM愛がけっこう強く、見向きもしてないんだとか。
モトGPに昇格する時はKTMで!って、固く誓ってるようなんです。

で、ラウル・フェルナンデス選手が来年もモト2参戦を希望するようなら、ペトルッチ選手はほぼ確実に継続となるし…
フェルナンデス選手が今シーズン、モト2タイトルを獲得したりしちゃったら、来年はKTMテック3からモトGP昇格する可能性が大きいだろうし…

現在、フェルナンデス選手は総合2位に就いてまして、首位レミー・ガードナー選手とは31ポイント差なんで…
ペトルッチ選手…けっこう真剣に、ガードナー選手を応援してるかもね。


おっと、そろそろ本編を始めますか。

オランダ決勝後は、ヴィニャーレス選手のヤマハ離脱の話題がけっこう盛り上がってたんですが…
ただ、この話題って、まだ現在進行形で続報が出てるもんですから、別号でまとめることにしました。

で、今回は純粋にオランダGPのレース中心にまとめてみましたんで…
モトGPにおけるメンタルケアの大切さとか…
バニャイア選手のコース外走行が駄目なら、2008年ラグーナセカのロッシ追い越しはOKなのか?とか…
今回の中上選手は、現在のモトGPの縮図のようだったとか…

まぁ、どうぞ、どうぞ。

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