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2021スペインGPまとめ:風聞〜イタたわGP Vol. 310

コンテンツ目次

【イタたわGPまくら話】

●ミラー&バニャイア、10年ぶりに一緒の表彰台!(全文無料)

【2021スペインGPまとめ】
●スペインGP決勝戦を左右した4つの鍵

●ドゥカティ
・ミラー勝利はクラッチロー夫人のおかげ
・なぜ今年のドゥカティ機はこんなに強いのか?
・ドゥカティと日本メーカー陣の違いは?

●ヤマハ
・クアルタラロー、失速ながら評価高し
・今年のヤマハ機はどんな感じなのか?
・ヴィニャーレス、やはり精神面での問題…
・モルビデッリ「僕だって、怒ることはある」
・ロッシは第二の人生について考え始めているのでは?
・ブリヂストン復帰の可能性はないのか?

●ホンダ
・ミール「マルク・マルケスも僕らと同じ、生身の人間だった…」
・ポル・エスパルガロ「ホンダは作業の進め方が違い…比較検証ができない」

●スズキ
・2022年プライベートチーム結成は…なし

●アプリリア
・アレイシ・エスパルガロ『グレジーニがプライベーターになってくれたら…』

●KTM
・ペトルッチ、1年契約だから5月が正念場


皆さん、こんにちは。
イタリアから管理人のラ・キリコです。

ル・マンGPが始まっちゃう、ル・マンGPが始まっちゃう…
大変だ~大変だ~

と言うわけで、スペインGPまとめ、やっとできました(嬉涙)


おっと、その前にモトGPこぼれ話でしたね。
今回は、ミラー&バニャイア選手が10年前、まだほっぺが赤かった頃、一緒に表彰台に上がってたって話しです!
まぁ、どうぞ、どうぞ。

ミラー&バニャイア、10年ぶりに一緒の表彰台!

今回のヘレス戦では、ミラー&バニャイア選手が1位&2位を獲得してましたが…
実は、2011年、スペイン選手権125ccクラスの時も、一緒に表彰台に上がったことがあるんですよね。
こちらです!


2011年9月11日のアルバセーテサーキットで、ミラー選手が16才、バニャイア選手が14才でした。

ヘレスのレース後会見で、ミラー選手がこの時の思い出話を語っておりました。
「当時の問題は、僕はもう今と同じぐらいの身長だったけど、ペッコはこの辺だったんですよ(自分のウエストあたりを指す)。
ちっちゃくってねぇ。その、ちっちゃいライダーに負かされてしまったんですよ。でも嬉しかったですけどね。
しかし…それがいまや、モトGPでのチームメイトなんですからねぇ!」

ちなみに、当時のバニャイア選手は『Catalunya Caixa Repsol 』チームから参戦していて、チームメイトはアレックス・マルケス選手アレックス・リンス選手でした。
で、この時がバニャイア選手にとってキャリア初優勝であり、ミラー選手を6秒引き離しての優勝だったんだとか。
あと、ミラー選手にとっても、初表彰台だったそうです。

んで、この時からちょうど10年を経て、また一緒に表彰台に上がったわけですが…
今夜はミラー選手と一緒に祝賀会をするの?と訊かれたバニャイア選手、こう答えておりました。

「ジャックと一緒に夕食を取るのは大変なんですよねぇ(笑)。
2019年のオーストラリアなんか大変だったんですよ…ジャックが表彰台に上がった時なんですけどね。
僕がテキーラを飲まないからって、一晩中プリプリしてるんだから(笑)。」


おっと、そろそろ本編を始めますか。
今回は、そのスペインGPについてのまとめです!

ミラー選手の新コーチは、クラッチロー夫人だとか…
なぜ今年のドゥカティは好調なのか?とか…
今年のヤマハ機は、どんな感じなのか?とか…
ホンダは作業の進め方が、ほかメーカーとは違うとか…

一通り、さくっとまとめておきましたんで…
まぁ、どうぞ、どうぞ。

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