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2023 サンマリノGPまとめ:風聞〜イタたわGP Vol. 372

【イタたわGPまくら話】
サンマリノGP決勝戦を左右した5つの鍵

【2023 サンマリノGPまとめ】

●ミザノテストまとめ
・全体的なテストの印象的は?
・ヤマハの真の問題はエンジンではない…
・クアルタラロー「2019年版ヤマハ機は速くて楽だった…」
・ホンダはソフトな操縦ができるマシンを目指している
・マルケス変化…やはり、ホンダ離脱なのか?
・KTMのカーボン製フレームについて
・アプリリア、今回は重要マテリアルの投入なし
・ドゥカティ、ファクトリー選手不在でテストできず?

●ドゥカティ
・マルティン主役に返り咲き、バニャイアも高評価
・バニャイアは学級委員長タイプ、ベッツェッキはぶっ飛びキャラ
・タイトル争い、マルティンの可能性が高くなってきている

●KTM
・ペドロサ大活躍:現在の選手陣はレベルが低いのか?

皆さん、こんにちは。
イタリアから管理人のラ・キリコです。

ここ最近のイタリアは寒くなったり暑くなったりで、風邪を引かないよう気をつけてます。
アジア/オセアニア戦の間は引きこもり生活になるんですが…終わったら、すっかり冬めいてるんでしょうねぇ。
とりあえず、もう羽布団で寝てるんで、急に寒くなっても大丈夫でしょう!

おっと、モトGPのお話でしたね。
え~と、今回のサンマリノGPのサーキット動員数は…
こちら。

金曜日:21,688名
土曜日:39,944名
日曜日:79,424名

合計:141,056名

で、恒例の『レースの流れを左右した鍵』なんですが…
いつも通り、ジョヴァンニ・ザマーニ記者(イタリア衛星放送『SKY』レポーター)が書いております。

まぁ、どうぞ、どうぞ!

サンマリノGP決勝戦を左右した5つの鍵

1)マルティンが優っていた
明らかに誰よりも速く、スプリントでも決勝でも最初から最後まで首位に立っていた。

2)ベッツェッキ&バニャイアが手負いだった
両選手とも身体コンディションに問題があった。

3)ペドロサ超速
今回のGPに大きな影響を及ぼした。

4)ビンダー転倒
表彰台を狙えるはずだったのに…。

5)アプリリア機がイマイチ
全体的なリザルトは悪くなかったが、期待以下のパフォーマンスだった。

お次は、『決勝戦の各周回における重要ポイント』です!

第1ラップ
バニャイアが第2コーナーの方向転換でベッツェッキを抜いて、2位になる。

第2ラップ
ビンダーがペドロサを抜いて、4位になる。

第6ラップ
ベッツェッキが『Quercia』コーナーでバニャイアを抜いて、2位になる

第9ラップ
ビンダーが4位走行中、第14コーナーで転倒。兄マルケスがオリヴェイラを抜いて、6位になる。

第10ラップ
ミラーとピッロが接触転倒。

第11ラップ
ミールが19位走行中、転倒。

第16ラップ
弟エスパルガロが転倒(今週末、4回目)。

第17ラップ
首位マルティンが、2位バニャイアを1.1秒引き離す。

第19ラップ
ベッツェッキが『Quercia』コーナーでバニャイアを抜いて、2位になる

第22ラップ
オリヴェイラが兄マルケスを抜いて、6位になる。

では、サンマリノGPまとめ、行きますか!
今回、書いてて興味深かったのは…

ミザノテストのヤマハ&ホンダまとめとか…
あと、カーボン製フレームがなかなか作られない理由とか…
なぜ引退した選手が活躍できるのか…辺りですかね。

まぁ、とにかく、どうぞ!

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