2023 インドGPまとめ:風聞〜イタたわGP Vol. 373
【イタたわGPまくら話】
インドGP決勝戦を左右した5つの鍵
【2023 インドGPまとめ】
●ドゥカティ
・バニャイアの欠点はマルケスと同じ…
・やはり最新機はデータ不足で不利だったのか?
・マルティンのファスナー前開き走行は…もしかして、わざとだった?
・ファクトリーvsプライベーターのタイトル争いは、どちらが有利なのか?
・ベッツェッキはVR46継続で大正解
●ホンダ
・なぜホンダ機が好調だったのか?
●ヤマハ
・クアルタラロー「スズキ移籍の可能性が高かった…」
●アプリリア
・またもやミス多発、原因不明…
●KTM
・なぜ、最近のミラーは調子が落ちてしまったのか?
皆さん、こんにちは。
イタリアから管理人のラ・キリコです。
イタリアは、けっこう秋めいてきましたよ!
スーパーには栗や、もぎたてリンゴが出始めたし…
私の朝食フルーツも、メロン/スイカからブドウに代りました。
問題は家の中は寒いのに、外は陽が差してるとけっこう暖かいんで…
外出の際は、いつも服装を間違えてしまうことですかねぇ。
おっと、モトGPのお話でしたね。
今回のインドGPのサーキット動員数は…
こちらです。
金曜日:17,776名
土曜日:35,381名
日曜日:58,605名
合計:111,762名
で、恒例の『レースの流れを左右した鍵』は…
いつも通り、ジョヴァンニ・ザマーニ記者(イタリア衛星放送『SKY』レポーター)が書いております。
まぁ、どうぞ、どうぞ!
インドGP決勝戦を左右した5つの鍵
1)ベッツェッキの好スタート
土曜スプリントではスタート時点で勝てる可能性を失ってしまったが、日曜決勝ではスタートダッシュが素晴らしく、もらい事故にもあわなかった。
2)バニャイア転倒
もともと優勝は無理だっただろうが、表彰台の顔ぶれに大きな影響を与えてしまった…もちろん、タイトル争いにとっても。
3)マルティンがリアにミディアムタイヤを選択
一か八かの賭けだったが、報われなかった。
4)マルケス転倒
表彰台に上がれる速さもポテンシャルのあったのに…。
5)クアルタラローの力量
大きな違いを生み出していた。
お次は、『決勝戦の各周回における重要ポイント』です!
第1ラップ
第4コーナーでマルティンが膨らみ、バニャイア&ベッツェッキに抜かれる。
最終コーナーでベッツェッキがバニャイアを抜き、首位になる。兄マルケスやクアルタラローが4~5位に就いている。
第4ラップ
首位ベッツェッキと2位選手のギャップが既に1”3秒となる。
第5ラップ
第4コーナーでマルティンがバニャイアにアグレッシブなオーバーテイクをかけ、2位になる。
第6ラップ
兄マルケスが4位走行中に転倒し、再スタートを切る。
第11ラップ
兄エスパルガロが7位走行中、技術トラブルでリタイアする。
第13ラップ
バニャイアが膨らんだマルティンを抜き、2位になる。
第14ラップ
バニャイアが2位走行中、転倒する(※3位マルティンとは 0”442秒差だった)。
第17ラップ
マルティンがライダースーツの前ファスナーを閉めるために失速し、後続していたクアルタラローとのギャップが1秒に縮まる。
ビンダーとミールが接触しそうになり、転倒の危険があった。
第20ラップ
ビンダーがふくらみ、ミールが抜こうとしたが無理だった。
第21ラップ
マルティンがクアルタラローを1.5秒引き離していたが膨らんでしまい、抜かれる。しかし、次のコーナーでアウト側から抜き返す。
では、インドGPまとめ、行きますか!
で、今回の注目ポイントは…
実はバニャイア選手の欠点は、マルケス選手と同じとか…
インドでホンダ機が好調だった理由とか…
マルティン選手のファスナー前開きは、もしかしたらわざとだったのか?とか…ですかねぇ。
まぁ、とにかく、どうぞ!
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