2021ドイツGPまとめ:風聞〜イタたわGP Vol. 315
コンテンツ目次
【イタたわGPまくら話】
●『現在のモトGPはハイレベルなどではない!』ジュリオ・ベルナルデッレ(全文無料)
●ドイツGP決勝戦を左右した5つの鍵
●ホンダ
・マルク・マルケス「優勝できた2つの理由は…」
・ホンダ機は改善されたのか?
・ポル・エスパルガロ、精神的に大打撃…
●KTM
・『今年のワーストマシン』から『今年のベストマシン』に…
・オリヴェイラ、冷静・明晰・高い判断力
●ヤマハ
・なぜヤマハはクアルタラローだけが速かったのか?
・来年、ロッシはドゥカティから参戦すべきか?
・モルビデッリは観念してしまった…
●ドゥカティ
・タイヤ温存ができるセッティングを探り当てられなかった
●アプリリア
・エスパルガロ以外のライダーで試す必要あり
●スズキ
・チーム内で何かが足りないのでは?
皆さん、こんにちは。
イタリアから管理人のラ・キリコです。
ぎゃぁーーーーー
いよいよ、次の決勝戦が始まってしまう…
はい、急ぎます、急ぎます…
では、モトGPこぼれ話、始めますね!
今回はベルナルデッレエンジニアが、ミシュランタイヤについてちょっと辛口コメントをしてましたんで…
まぁ、どうぞ、どうぞ。
『現在のモトGPはハイレベルではない!』ジュリオ・ベルナルデッレ
さて、最近、モトGP選手や関係者の皆さんが口々に、
「現在のモトGPクラスは、かなりのハイレベルである」と言ってるんですが…
エンジニアのジュリオ・ベルナルデッレエンジニア(モトGP業界ではホンダ&アプリリアで長く働いていた)が、ザクセンリンク戦後、真っ向から反論しておりました。
こんな感じ。
「大勢が口を揃えて『現在のモトGPクラスは実にハイレベルだ』と言っているが、私はそうは思わないんですよ。
むしろ、あるものに制限され、頭打ちされている状態でしょうね…
つまり、ミシュランのフロントタイヤから然るべきフィーリングが得られず、パフォーマンスが制限されてると言うことです。
どんなスポーツでもレベルが超高かったら、当然、ごく僅かな選手しか上位には出てこれないものでしょ。ところが、現在のモトGPでは、ルーキーがいきなり活躍したりするじゃないですか…例えば、ホルヘ・マルティンなどがそうですよね。確かに、強いライダーではあるが…。
一方、極端にパフォーマンスが上がったり下がったりしている選手もいるでしょ…例えば、ヴィニャーレスですよ…
彼の場合、確かに集中力に問題はあるが、しかし、あんなにしょっちゅう上がったり下がったりするのも変な話じゃないですか。」
おっと、そろそろ本編を始めますか。
ドイツGPは、久しぶりに『レースの行方を左右した鍵』からどうぞ!
あと、マルク・マルケス選手は今後のレースでも活躍できるのか?とか…
ロッシ選手はドゥカティ機で参戦すべきか?とか…
オリヴェイラ選手の判断力が高いとか…
モルビデッリ選手が諦めてしまってるとか…
まぁ、どうぞ、どうぞ。
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