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マルク・マルケス、4回目手術の可能性が浮上:風聞〜イタたわGP Vol. 295

コンテンツ目次

【イタたわGPまくら話】
●スッポ「ストーナー現役中は常に諭していた…」(全文無料)

【マルク・マルケス、4回目手術の可能性が浮上】
●マルク・マルケス、4回目手術の可能性が浮上

・なぜ4回目手術の可能性が出てきたのか?
・3回目手術で選択を間違えてしまったのか?
・治療方針、これまで既に大きなミスが2つあった
・マルケスvs医師陣、裁判沙汰の可能性もあり
・メランドリ「マルケス側の判断も間違っていた」
・スッポ「ホンダの情報提示が間違っている」

イタたわGPまくら話

皆さん、こんにちは。
イタリアから管理人のラ・キリコです。

2020年シーズンも終わり、ちょっとのんびりしていたのも束の間…
マルク・マルケス選手の3回目手術により、伊メディアはけっこうざわめいてまして…

今回は、そのマルケス選手の最新情報をまとめてみたんですが…
まず、その前に、ストーナー元選手の思い出話なんかも読んでみてください!
どうぞ、どうぞ。


スッポ「ストーナー現役中は常に諭していた…」

さて、今年のモトGPはメディアがサーキット入りできなかったため、イタリアの各サイトも記事作りに苦労していたようで…
大手サイト『Gpone』なんかは、頻繁にモトGP識者のインタビューを行っておりました。

で、なかでも1年を通して大活躍していたのが、カルロ・ペルナットご意見番(個人マネージャーとしてカピロッシ、シモンチェッリ、イアンノーネ選手らを担当してきた)と…
リヴィオ・スッポ氏(ホンダHRCの元チームマネージャー。プーチ氏の前任者)であります。

んで、最近はマルケス選手の3回目手術について、2人で対談までしていたんですが…
その際、ケーシー・ストーナー元選手の話題にも触れられてたんで、まずはそこだけご紹介しますね。

こちらです。

記者
「ちなみに、ケーシー・ストーナーの方の具合について何か知っている?」

スッポ
「最後にケーシーに連絡を取ったのはしばらく前なんですが、慢性疲労症候群を患ってるそうで…きちんと直して、早めのリタイヤ生活を楽しめるようになってくれれば良いんですけどね。奇病とのことで…きちんとした治療法もないそうですよね。」

記者
「ストーナー元選手が引退した際、貴方はホンダのチームマネージャーをしていたが…」

スッポ
「自分が上手にできることをしていれば法外な額が稼げると言うのに…そして、まだ戦闘力だって高かったと言うのに、ああして全てを手放す度胸があるのは、ケーシーぐらいでしょうね。まったく、脱帽ものですよ。」

ペルナット
「ストーナーは世界最速ライダーで、おそらく、今だってそうなんだろうしね。
ただ、私が気に入らないのは、ル・マンでの、あの引退会見ですよ…ホンダに事前通告は、ほとんどなかったそうじゃないかい。

スッポ
「そうなんですよ。本当に難しい気性ですからね。とにかくインタビューやイベント等を嫌がって…私はいつも、『それも君の仕事の一部なんだよ』と諭していたんです。
『耐久レースにでも参戦しているのなら、この手のイベントはないわけだが、ただ、収入はグッと低くなるんだよ』とね。
モトGPに出られるような才能があるならば、まさにこの仕事はオートバイに乗るだけではなく、他の活動もしなければならないわけで…それが多額の収入になっているのだよとね。
ケーシーはこの業界で人気者となり、多額の収入が得られるようになっていたのに、まさにその業界のことを悪く言って歩いていたわけで…そう言うところは、私としては嫌でしたね。」


では、本編に行きますか!

上の方でチラッと触れた通り、マルケス選手の腕の具合についてなんですが…
ちょっと不安な話も飛び出てきてまして…
杞憂に終わってくれると良いんですけどねぇ。

とにかく、読んでみてください。

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