2022 ドイツGPまとめ:風聞〜イタたわGP Vol. 342
【イタたわGPまくら話】
●ドイツGP決勝戦を左右した5つの鍵
【2022 ドイツGPまとめ】
●ヤマハ
・クアルタラローの速さの秘訣は…?
●ドゥカティ
・バニャイア転倒はタイヤのせいなのか?
・ドゥカティがバニャイアに賭けたのは間違いだったのか?
・ドゥカティ内の雰囲気がまた悪くなっているのか?
●アプリリア
・ヴィニャーレス好調、技術トラブルでも大人の対応
・なぜ下降デバイスはガラクタ同然なのか?
●KTM
・KTM奇想天外プロジェクト『コンセッションを取り戻せ!』
・ビンダー、技術的に不利な状態でベストを尽くす
●スズキ
・ドルナとスズキの話し合い…パドック内に飛び交う妄想
・後継チームは現れるのか?
・ミール、落ち着いた精神状態ではない…
●ホンダ
・ホンダだけでなく、日本メーカー全体の問題
・レプソルがドルナに対し、異例の警告文を公開
皆さん、こんにちは。
イタリアから管理人のラ・キリコです。
最近のイタリアはですねぇ…
交通機関等でのマスク着用義務は9月末まで延長されたものの、街中の様子はますます日常に戻ってる感じで…
銀行も、普通の窓口担当の行員さんはマスクをしてるんですが、脇の方にあるカード担当の方なんかはマスクなしで対応してました。
とは言え、お客さんとの間には、しっかりプラスチック板を立ててるんですけどね。
以上、現地からのレポートでした!
おっと、ドイツGPについてでしたね…
まぁ、どうぞ、どうぞ!
ドイツGP決勝戦を左右した5つの鍵
今回もジョヴァンニ・ザマーニ記者(イタリア衛星放送『SKY』レポーター)が、きちんと『レースを左右した鍵』を書いてましたぞ!
ドイツGP決勝戦は、こちらの5つであります!
1)第1ラップ第1コーナー
バニャイアは好スタートを切ったものの、クアルタラローが何が何でも第1コーナーを首位で通過しようと決意していた。
クアルタラローのハードブレーキングは、凄まじいものだったのだ。
2)第2ラップ
バニャイアは第1コーナーでオーバーテイクを試みたものの膨らんでしまい、クアルタラローに抜き返されてしまった。
3)バニャイア転倒
バニャイアがクアルタラローと互角のペースを出せたかどうかは分からないが(※データによれば出せたはずである)、とにかく、転倒したことによりレースの流れが変わってしまった。
4)ヴィニャーレスのライドハイトデバイス故障
ヴィニャーレスは表彰台に上がれるペースを出せていたのだから、もし故障さえなければ…
5)ミラーのロングラップペナルティ
このペナルティがなければ、ミラーはザルコと2位争いができていたかもしれない。
で、最近、始まった『ドイツ決勝戦の注目ラップ』もありますぞ!
ちょっと『レースを左右した鍵』と重複する部分もあるんですが、一応、どうぞ。
スタート
クアルタラローが第1コーナーを首位で通過。
第2ラップ
バニャイアが第1コーナーでクアルタラローを抜いたものの、膨らんでしまったためすぐに抜き返される。
第4ラップ
バニャイアが2位を走行中に転倒。
第17ラップ
ミラーが、上位争いをしていたアプリリア両選手にまた追いつく。
第18ラップ
ヴィニャーレスが4位走行中、リアのライドハイトデバイスが故障する。
第21ラップ
マルティン&マリーニがディ・ジャンナントニオを抜く。
第22ラップ
ポル・エスパルガロが13位走行中、肋骨の痛みによりリタイアする。
(※金曜FPセッション中の転倒で骨折したか、ヒビが入ったか…。なお、ホンダは上位15位以内でゴールした選手は皆無だった。)
第23ラップ
マリーニが好ペースを刻み、第12コーナーでマルティンを抜いて5位になる。
第26ラップ
ミラーが第1コーナーで3位に浮上するが膨らんでしまい、アレイシ・エスパルガロに抜き返される。
第28ラップ
アレイシ・エスパルガロが3位走行中、第1コーナーで膨らんでミラーに抜かれる。
と言うわけで…
では、本編に行きますか!
今回はっと…
なぜ下降デバイスはガラクタ同然なのか?とか…
KTMが優遇措置を取り戻すため、奇想天外な計画を立ててるとか…
スズキの後継チームは現れるのか?とか…
レプソルがドルナに対し、異例の警告文を公開してたとか…
レースについてももちろんですが、各チームの現状にも触れられておりますんで…
まぁ、どうぞ、どうぞ。
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