【ぱっと思いつく!3分で閃くアイデアを強制発掘する思考法とは?】


スキャンパーの法則

創造性開発研究家のボブ・エバールが「オズ・ボーンのチェックリスト」を改良したものです。
そもそも「オズ・ボーンのチェックリスト」とはA・F・オズボーンが生み出したアイデアを強制的に量産するフレームワークのことです。
転用、応用、変化、拡大、縮小、代用、再調整、逆転、結合の9つの項目からアイデアを発展させていきます。

SCAMPER法とは、「オズ・ボーンのチェックリスト」をより覚えやすく、使いやすくするためにS,C,A,M,P,E,Rの頭文字のように、質問事項を7つの項目にまとめたものです。


SCAMPER法の中身
1 Substitute (代える)
2 Combine (組み合わせる)
3 Adapt (適応させる)
4 Modify (修正する)
5 Put to other uses (ほかの使い道)
6 Eliminate (削減)
7 Reverse・Rearrange (逆転・再編成)

例:世にないコップを売り出す

Substitute (代える)

他のものに置き換えてみたらどうか?代わりにどんな材料で作ることができるのか?
など、その商品やサービスが何に代用されるのかを考える項目です。
例) コップを食べられる材料で作ってみてはどうか?コップを石で作ってみてはどうか?


Combine (組み合わせる)
何を組み合わせることができるのか?応用方法の組み合わせはあるのか?
など、商品やサービスが他の何かと組み合わせることができるのを考える項目です。
例) コップを時計と組み合わせてはどうか?薬を同時に飲むことのできるコップはどうか?

Adapt (適応させる)

似ているものは何だろうか?過去のアイデアから持ってこれるか?
など、商品やサービスの類似しているものや、すでにあるアイデアを考慮に入れる項目です。
例) ペットボトルは類似している。鍋に入れて食べられるコップがある。

Modify (修正する)
大きさを変えてみてはどうだろうか?色を変えてみてはどうだろうか?
など、商品やサービスの大きさや形、色、動作などの変更を考えてみる項目です。
例) ものすごく大きいコップ。六角形のコップ。

Put to other uses (ほかの使い道)
そのままでどのような使い道があるのか?他にどのような用途で使用されているのか?
など、商品やサービスを本来の用途ではないところに焦点を当てた項目です。
例) 糸電話で紙コップを使っている。カップスというリズムゲームがある。

Eliminate (削減)
何を取り除くことができるだろうか?何があれば少なくとも機能するか?
など、商品やサービスの機能や仕組みの省略・削除を考える項目です。
例) 飲む機能をなくしてみてはどうか。絵柄を取り除いてみたコップ。

Reverse・Rearrange (逆転・再編成)
逆にできないか?入れ替えてみてはどうだろうか?
など、商品やサービスの何かと何かを入れ替えてみたり、配置変更してみる項目です。
例) 底の方がメインのコップにできないか。


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