【アートのミカタ26】モローGustave Moreau
【概要】悪女の達人モローという画家を語るには、「サロメ」について語る必要があります。
何故ならこの神話に登場する、どちらかというと母親にそそのかされた慎ましやかな娘が、モローの手によって悪女へと堂々イメチェンを果たしたからです。
サロメとは(詳しくはリンク先をご覧ください。)
洗練者ヨハネにイビられた女性が、腹立たしさの末に「あいつの首チョンパしたいわ」と娘に告げて。その娘(サロメ)が本当に皿に男の首持ってくるというエピソードがあります。
西洋絵画は得てしてあまり喜怒哀