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チャリ日記 ゼブラケンコー号のタイヤ交換2

年明け7日になると思っていた耳つきタイヤが年末に届いた。
前回の話↓

とはいえ年末は流石に時間がなかったので、本日ようやく着手。
ほとんどの人には「まるで興味なし」という話題だと思うが、私が事前学習したように「実用車の耳つきタイヤを交換する」という事例を探している人がもしかしたらいるかもしれないので、そこそこ詳細に手順を載せておく。

届いたタイヤとチューブ。これからこの車輪につけていく。

1、タイヤを車輪にかぶせる

とりあえず、かぶせる。これがなかなか一苦労だった。道具を使うことを覚えたら大したことなかった。
「道具」といっても家にあった「曲がらない平たい棒」。一番キッチンバサミの古いやつが使えた。
はじめは手でかぶせていって、キツくなってきたら道具を差し込んでエイっと乗せる。
空気入れの穴のところ用に、タイヤにも穴が空いているのだが、タイヤを取り付けている間に、ずれていってしまった。
外して付け直しても同じことになりそうだったので、カッターナイフで穴を広げる。
これは事前勉強していたときに、もっと大きく切り込みを入れていた事例をネットで見ていたので不安はなかった。カッターで簡単に切れた。

2、タイヤの片方を車輪に収める

そのあと、タイヤの一方を車輪に収める。
「耳」を下に巻きこんで、「ビード(ビートじゃなかった)」を車輪の引っかかるところに収納する、というのが目的。
①道具(ハサミ)を差し込み②持ち上げ→そのちょっと先のところを収納していくとスイスイ進んだ。
収納できた

ここまでは、かなり順調。とにかく「耳を下に巻きこむ」というイメージを持って作業するとタイヤは言うことを聞いてくれる。
タイヤ交換恐るるに足らず!って気分である。

3、チューブを収納

お次はチューブを収納する
空気穴のところを入れるのに少々苦労したが、とりあえず収納する。
ただ「余った」感じになってしまって、折りたたまれた状態で収納されてしまって不安である。
このまま空気入れたらチューブが破裂しちゃったりしないのかな??
「空気をちょっと入れると良い」と書いてあったので、空気入れセットを仮でつけて、ちょい入れしてみる。折りたたまさったチューブは折りたたまれたまま膨らんでいてますます不安になったので、一度空気を抜いてチューブを均等に行きわたらせてもう一度膨らませて・・というのを3回くらい繰り返したら、どこにも変な余りがなく行き渡った感じがしたので、思い切って膨らませた後に最後に空気を抜く。
ひょっとしたら折りたたまったまま空気を入れれば膨らんだついでに均等になったのかもしれないが、経験値がないので分からない。

4、タイヤの残り片方を車輪に収納

このベロベロした耳を収納する。こいつが一番大変だった。
ってことをしたい。(ビートじゃなくてビードだった)
「手でタイヤをめくり上げる」という部分の力具合が、絶妙に大変だった。
多分慣れている人や、力のある人だと全く問題にならない程度。

事前のネット学習では「とりあえず耳をチューブ下に差し込んでから、ビードを収納派」と、「ビードまで一気に収納していった方がいい派」に分かれていた。

実際やってみると、「ビードまで一気に収納」は、やろうと思ってもうまく出来ず、(というか耳をチューブにくるむので精一杯)、「とりあえず出来ることからやっていく派」を立ち上げることにする。

それでもあれやこれややっていれば、だんだんコツも掴めてくる。

「ビードも収納できたところ」「耳だけは入ったところ」「まだ耳も入ってないところ」が共存する、「とりあえず進めていく派」

タイヤの匂いのせいだろうか、寒かったせいか分からないが、途中で吐きそうになりながら進めていく。
「タイヤを細く小さくするイメージで」差し込んでいくと上手くいく感じがしたのだが、作業し終わった後で事前学習のネット記事をもう一度見ると「耳だけ入れて、最後にタイヤを「もむ」とビードが落ちていく」と書いてあった。
「タイヤをもむ」は試してみなかった。これを実践していたら作業が楽だったかもしれない(でもタイヤをもむのも力が要りそうだ)。
そういえば「何かをスプレーすると付けやすい」というのも読んだ気がしたが、それもやらないで終わらせてしまった。

ともかく全て収納できた。空気入れセットを取り付けて空気を入れて問題ないことを確認。
ひっくり返ったまんまだったゼブラケンコー号に取り付ける
できたー。

なんだかんだ大変だったが、午前中で終わったので、「思ってたよりは簡単だった」と言えるかな。
でも「この際後輪(かなり劣化している)も取り替えちゃおう!」という気には1ミリも起きない。
でもでも後輪がパンクしたらやっぱり自分で交換する。
そのくらいの大変さだった。

事前学習でのネットに上がっていた記事の写真たちが、状態が分かりにくくて「えーこんなんじゃ何が何だかわからないよ!!」とか思ったが、自分で撮ってみるとやっぱり何が何だかわからない写真しか撮れなかった。

もしも「耳つきタイヤを交換したいがどうしたものか」と考えている人がいたら(いるに違いない)、「できるよ!」と声を大にして言いたい。「何が何だかわからなくても何とかなるよ!」
多分ね!

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