手荒れ顛末記
コロナでアルコールをシュッシュとやっていたせいかは分からないが、2021年末の冬から手荒れがひどくなり、春になったらなおるかなと思ってたら全然なおらないどころか悪化していき、2022年の冬から本格的に自主治療に取り組んで1年。ほとんど良くなったので記録として残しておく。
ちなみに医者には行ってない。
医者キライなので。全国のお医者さん、キラってごめんなさい。
手荒れの種類と経過
私のは「カサカサ→かゆみ→皮膚固くなる→割れる→血が出る」という順番で悪くなっていく手荒れで、指の関節や手のひらのシワのところに出来る。
はじめは指一本だったので絆創膏を貼ったりしていたが、絆創膏で良くなっても、取るとまた皮膚が硬くなっていき・・ということを繰り返していた。
そのうちそれが別の指も同じ症状になり、手のひらに広がり、反対の手にも広がり・・という感じで、一番ひどい時は左右の手の平と指が皮膚がむけて血が滲んでいるような状態になっていた。
ハンドクリーム
オイル系・ローション系・ベタベタ系の全部を試した。
オイル・・スクラワンオイル、馬油、オリーブオイルなど
ローション系・・「ヘパリン類似物質」とかが入っている薬用のサラサラした液体
ベタベタ系・・いわゆる「ハンドクリーム」。ニベア・ユースキンなど
「これがいい」と勧められたものはとにかく片っ端から試していったが、ひどい手荒れにはベタベタ系がよいと思った。ベタベタしてヌルヌルするけど、ひどい手荒れには「サラサラした使い心地」などは不要である。
これの他にクリニックにお勤めの生徒さんからベタベタ系のハンドクリームをいただいて、ユースキンと2つを交互に使っていた。
ハンドクリームは同じものを続けて使うとだんだん効きが悪くなっていく気がするので、これ以外にもベタベタ系のハンドクリームをあちこちに置いていつでもどこでも塗れるようにしてある。（今はずいぶん良くなったので、場合によってはオイル系も使っている。）
よくある治し方
ハンドクリームを塗る
食器を洗うときは手袋をする
熱いお湯を使わない
病院へ行く
ネットで結構調べたが、まあ大体この4点。「病院へ行く」以外は全部やってみたが全然良くならない。でもシツコく調べていたら、ある病院のブログで「徹底的に手を濡らさない」というのを見つけた（「医者がキライとか言って病院のいうこと参考にしてんじゃねーか」と夫に言われたが・・ねー、ほんとですねー）
手を濡らさない療法
「とにかく絶対に手を濡らさない」という療法である。
手はもちろんなるべく洗わないし、食器を洗う時だけではなく、料理をするときも風呂に入るときもすべて手袋をして、とにかく手を濡らさないようにする。そしてハンドクリームを常に塗っておく。
実践してみると、髪を洗うときには手袋をしても水が中に入って濡れてしまうので手袋をするのはやめて、乾いたタオルを風呂のフタに置いておいて、髪を洗ったら即座にタオルで手を拭く、というようにしていた。もちろん浴槽に浸かっている時も手は風呂のフタの上に上げておく。
また普段は素手で過ごしているとうっかり手を濡らしてしまうので、綿の手袋を大量買いしてとっかえひっかえずっとはめていた。
台所には「料理用手袋」「洗い用手袋」「汚れ用手袋」と3つの手袋がおいてあった。はじめは料理用が汚れてきたら洗い用に格下げで・・というように使うつもりだったが、料理用は包丁などを引っかけて穴が空いたりしやすいことが判明。それで最終的には料理用はSサイズの手にピタッと密着するもの（料理しやすいし、引っかけにくい）にして、洗い物・汚れ物はMサイズにして脱着しやすいようにした。
どうしても手を洗う必要がある時は、水で。そして素早く水気を徹底的に拭き、ハンドクリームをベタベタに塗る。
タブラオで踊る仕事の時も舞台の上に「水のボトル」と一緒に「ハンドクリーム」を持ち込んで、曲間に塗り直したりもした。
これを「1ヶ月徹底的にやってみよう」とやってみたら効果バツグンだったので、3ヶ月くらい徹底的にやって、そのあとほどほどにやっていたら今は左手の平に一つだけ手荒れ部分が残っているだけで、かなり落ちついている。
落ち着いているのだが、最近冬になってきて（手が寒いから）お風呂に手も入れてふやかしたりしてたら、またかゆみが戻ってきた。おっ、これは手荒れの前兆・・。
それで、おさらいがてらブログに書き、気を引き締めて手荒れ防止に努めることにしたのだ。
こうやって書いてみると、本当にひどかった時のことを思い出したので、ちゃんと今晩から手袋して洗い物をする気になる。あー、早く寒い日にお風呂にしっかり手まで浸かりたいな〜〜〜。
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