暗示と好転

人からの評価を人伝に聞くとそれを好意的に信じやすいというのをウィンザー効果という。人は本当に不可思議な生き物だなと実感した。それも一種の暗示だなと思った。

自分で自分に暗示をかけることでものごとが好転することはあって、もちろんそれで全てが決まるほど世界は優しくもないが、何かを成し遂げるための継続には、暗示が有効だと、無根拠な自信が有効だと、経験的に知っている。

知っているのに、しばらくそういう経験をしてないとひとは次々忘れるものだ。そしてあるときまた何かの拍子に調子を取り戻したりする。

好転するならそれはそういう時期なのだ。時流に乗ってどこまで行けるか挑戦する時期なのだ。好機は何度も来ないし、ランダムだ。確率を上げても、来ないときはないし、来るときは来る。今日も私たちは知らず知らず誰かの運命を左右し左右されているのだなぁと思う。


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