実数値で見るルーンの解説「生命の泉」編

結論、かなり強い。

生命の泉の効果

行動妨害効果を付与すると4秒間マークし、マークした敵を味方が攻撃すると5+(最大HP*0.09)を2秒間かけて回復する

行動妨害効果というのは、スロウやスタン、相手の移動に対して何かしらの制限を与える状態異常全般を指します。
サポートならタンクサポートの各CCはもちろん、ナミのEやルルのQといったスロウ効果でも発動します。

具体的な回復量

生命の泉の回復量は計算式だと、

生命の泉の回復量 = 5 + (回復対象の最大HP * 0.09)

で、マークを消費する味方の最大HP依存で効果がスケールしていきます。
簡単にいうとLv1のADCはHPがおおよそ750ほどですが、その場合の数値は

5 + (750 * 0.09) = 72.5

2秒間でHP72.5の回復効果があります。
初期アイテムで購入するポーションが15秒かけてHP125を回復することを考えると、生命の泉での回復効果は非常に破格です。
しかもポーションは定数値での回復ですが、生命の泉はレベルスケールしていくのでレベルが上がってADCのHPが1800ほどになると、生命の泉だけで2秒間でHP170ほどのヒール効果を持つことになります。

サモナースペルのヒールもレベルスケールで回復量が伸びますが、ヒールの回復量は

ヒール回復量 = 80 + 14*Lv

で、例えばLv3のファイト時であれば80+14*3=122のHPを回復します。
ドラン剣を持ったルシアンを例にすると、ルーンのHPを65flatにした場合、Lv3でのHPは954で、生命の泉の効果量は90.86となるのでかなりの回復量を持っているというのがわかります。

ざっくりと比較

Lv3のルシアン(ルーンHP+65、アイテムはドラン剣のみ) HP実数値は954

生命の泉

2秒かけてHP90を回復します。1秒あたり45回復。
レベルスケールするのでレベルアップや装備でHPが伸びると効果もアップ。

赤ポーション

15秒かけてHP125を回復します。1秒あたりの回復量は8.3で固定値。

ヒール

即時でHP122を回復します。対象した味方も同時に回復。
重複した場合は効果がダウンする。

まとめ

生命の泉は実際の数値で見ると高い瞬間回復効果を持っています。
大体のファイトは2秒以上戦うし、ADCからしてみると序盤のファイトでの生存力が上がるのはとても強いです。
バーストをワンチャン耐えられる可能性も上がるのでレーンでファイトが多いマッチアップであれば積極的に組んでみていいと思います。


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