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【ポケモンSV】悪タイプ統一ランクマレポート⑦~レギュレーションCに向けて~

 どうもこんにちは。

 ポケモンSVのランクマ、シリーズ2が終わりましたね。

 一回も対戦してな~い。

まずはこれで遊ぼうと思っていた構築
ミカルゲがどこまで行けたのか気になる

 実生活の変化についていけなかった形。

 ま、終わったことは仕方ありません。さっさか切り替えて、次に向けての準備をしましょう。


1. 次期ランクマルール「レギュレーションC」について

 次期ランクマッチは「レギュレーションC」。新たにチオンジェン、パオジアン、ディンルー、イーユイの4体が使用可能になります。いわゆる災厄ポケモン、従来で言うところの準伝枠ですね。

 これが悪タイプ統一に及ぼす影響は絶大。なにせみんなして悪タイプ複合ですからね。急にパワーカード刷られた中堅デッキみたいな気持ちです。

 そのほかに関しては変化なし、パラドックスポケモンも継続して使用可能です。

 となれば、各災厄ポケモンの性能について研究する必要もあるでしょう。バチバチに頼りまくることになるので。

 下記に軽く列挙していきましょう。

2. 災厄ポケモンってどうなの?

〇共通していること

 災厄ポケモンはどいつもストーリー上のルーツを同じくしているためか、いくつか共通点があります。なのでその要素だけ先に挙げちゃいましょう。

 タイプに関しては先述の通り、4体揃って悪複合。それ以外に挙げるべきはとくせいとワザ

 まずはとくせいから。

 各災厄とも「わざわいの~」という名称のとくせいを持っています。その効果は「自分以外のポケモンの特定の能力が下がる」というもの。シングルバトルよりもダブルバトルにおいてより大きな影響を及ぼす性質ですが、無論シングルでも強力です。火力も耐久もこのとくせいの効果ぶん割り増しになってるようなもんですからね。数値以上の圧を出したり出されたりすることでしょう。

 そしてワザ

 共通の専用ワザ「カタストロフィ」。かっけえ……。性能は、「相手のHPを半分にする」というもの。要するに、タイプ相性で無効化されないいかりのまえばです。高耐久の受け出しを許さず、かつ最低限の火力を担保する。災厄ポケモンの怖さを支える大きな要素なのではないでしょうか。

 ……という前提のもと、各災厄について。

〇チオンジェン

 タイプはあく/くさ、種族値は85-85-100-95-135-70の570。

 タイプはマスカーニャアラブルタケに続いて3体め。しかし役割はそれぞれ異なってきます。

 チオンジェンの良さそうなところは、とくせいによる物理耐久と数値による特殊耐久の両立とつげきチョッキを持てばより特殊耐久は厚くなり、ギガドレインで多少のHP回復も可能。火力に不安はありますが、先述のカタストロフィである程度はカバーできそう。なんか……良さげ?

 とはいえあく/くさ。相性面ではメジャーな弱点とメジャーな抵抗を併せ持ちます。受け出しはともかく、がっちり居座って戦うのは難しいかもしれません。

 なので、チョッキを持たずにくろいまなざしで相性のいいポケモンを捕まえてしまうのも手かも。その場合はやどりぎのタネも併せて採用すれば対戦相手にストレスを与えつつ安定して戦うことができます。

 後続に都合のいいポケモンを捕まえてから交代して有利対面を作ってから積んだり、という動きも想定しやすいので相性以上の採用価値があるポケモンかもしれません。

〇パオジアン

 タイプはあく/こおり、種族値は80-120-80-90-65-135の570。

 タイプと数値からして、パッと見はより速くより硬いマニューラ。火力もとくせいで相手の防御を下げられるぶん優れています。こりゃあ……。

 マニューラに特有の要素はねこだましカウンター、相手を壊したさすぎて辛抱たまらんという感じですね。一方パオジアンはぜったいれいどを覚え、せいなるつるぎサイコファングと小回りの利くサブウェポンも充実しています。

 成程……。

 攻撃偏重のポケモンですが覚えるワザの威力はそこまで高くないため、優秀なとくせいと言えど火力に不安があるかも。きちんと役割を与えて当てるポケモンを絞ることが重要そう。もしくは先発で投げてやるだけやって退場するか。フタを開けてみないと分からない度はこいつが一番高いですね。

〇ディンルー

 タイプはあく/じめん。種族値は155-110-125-55-80-45の570。

 災厄ポケモン最有望株ではないでしょうか。タイプはワルビアルに同じくですが、そのスタイルはまるで違います。

 ディンルーの強みはなんと言っても高耐久高火力H155B125D80に加えてとくせいで相手のCが3/4倍、耐久は文句なしでしょう。火力に関してもA110タイプ一致じしんカタストロフィ、困ったらじわれもある完備具合。

 安定した強さを発揮しつつ、イザとなったらすっごいやりたい放題をしそうな予感があります。

 もちものはとつげきチョッキが基本になりそうなところ。別案としては、オボンのみなら物理にも厚くしつつふきとばし、おきみやげ、ステルスロックなど気の利いたワザも採用できます。これはもうどっちが強いというよりはパーティと相談しつつ、各トレーナーの好み次第ですかね?

〇イーユイ

 タイプはあく/ほのお。種族値は55-80-80-135-120-100の570。

 その性能は非常にシンプル。だいたいヘルガーの上位互換と言って差し支えないでしょう。

 しかし、活躍させるには少し考える必要がありそうです。火力はとくせいも併せて一級品ですが耐久に優れるとは言えず、抵抗は多めですが弱点にはどメジャーなタイプが並びます。そうなるとS100は少し物足りないと言わざるを得ません。

 ということで、型は採りたい戦術で異なってくる予感。ニトロチャージカムラのみS100をフォローするのか、みがわり、おにび、いばるS100以下のポケモンに対して強く立ち回れるようにするのか。いっそこだわりスカーフこだわりメガネでぶち抜くのか。

 先述の通り火力はめっちゃ高そうなので、それ以外の要素をうまくフォローすれば全抜きも目指せるポケモンではないでしょうか。

3. 悪タイプ統一としてはどうなの?

 以上4体の悪タイプ統一における評価、的な話。

 どいつもうれしい、というのがざっくりとした感想。

 とくにディンルー、イーユイがうれしいですね。

 前者は単純な高性能が魅力。分かりやすい高火力高耐久はタイプ統一という偏執的な構築に於いてもその性能をいかんなく発揮してくれるはずです。

 後者は相性的なありがたみ。ほのおタイプは結構欲しくなる場面もあったのですが、ヘルガーは正直採用しづらかった! ということでほぼ上位互換なイーユイの登場は喜ばしいことです。また、パオジアンとチオンジェンにタイプ相性が有利なのもいい感じ。環境の変化も踏まえてですが、採用の機会は多くなるのではないでしょうか。

 ちなみにパオジアン、チオンジェンも採用の目途はあります。

 前者は単純にハイスペックなマニューラなので、ドラゴンタイプに憤りを感じたらサッと構築に組み込むことになるでしょう。そういう意味ではイーユイに近い採用基準ですが、どちらかと言えばむしとフェアリーに対して抵抗できるタイプ複合のイーユイを恒常的に採用したくなるかも。

 後者は災厄ポケモンの中で一番使ってみたいポケモンです。多分強いと思いますが、相性補完の概念がほぼないタイプ統一構築にはちょっと難しい性能かもしれません。故に、活かせるとアツいんじゃないかと……。

 そんな感じです。夢が広がりんぐと言った風情。相手にした時のことは、相手にした時に考えましょう。

4. おつかれさまでした

 災厄ポケモンの解禁につき、ランクマッチで使えるパルデア出身ポケモンは全て解禁されたことになります。

 これでランクマの展開はひと段落、そしてこれ以降は全国図鑑のポケモンが解禁されていくことでしょう。

 いや~まだまだ遊べますねポケモンは。なかでも目玉はDLC。それまではゆるりとランクマ、そして最強ポケモンと。

 ……レギュレーションCこそ、ちゃんとランクマで遊ぶぞ!

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