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ミャンマー旅行記③ バガン1日目

どうもどうも。引き続きミャンマー旅行記です。本日はいよいよ、旅の主目的であるバガンです。

~バガンが2019年に世界遺産に認定されました!~

バガンというのは、ビルマ族にとっての初めての王朝が出来たところで、11~13世紀に建築された仏教遺跡が多く残る場所です。その数はなんと3,000以上ともいわれます。で、実はこのバガンのみ、現地ツアーを使いまして。サラトラベルという会社。現地では唯一の日系旅行代理店なんだそうで。

文句なし、いい会社だったのでオススメ。で、またも3時台に起きて(日本発つ日も含めて3日連続)、バガンまでは自力。ヤンゴン空港から、ツアー会社が手配してくれたチケットでニャウンウー空港まで行きます。ここでガイドさんと合流。

主な見どころである遺跡群は、オールドバガンというエリアにあります。元々このエリアは城壁に囲まれた都市だったので人々もそこに住んでいたのですが、今ではニューバガンというエリアに移住していて、ごくわずかなホテルがあるほかは、商店すらポツポツとしか無いエリア。

そこでまず最初に行くのはここではなく、現地の人々の暮らしを実感できる市場へ。ニャウンウーマーケットです。場所はここ。

こんな感じのところ。

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野菜やフルーツだけでなく、雑貨等もいっぱい。あと、写真撮るの忘れましたが「タナカ」という木があって、この木を水と一緒にすずりで削った液をあちらでは日焼け止めとして使うんです。日本の田中さんとは全く関係ないです。こんな感じになります。

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試してみたのですが、ほんのりとひんやりするんです。まぁ、日本で使うにはちょっとどうかとは思いますが、現地ではせっかくなんで使ってみるといいと思いますよ。さすがに木の状態を買うのはしませんが。

で、ミャンマーの欠点。とにかくハエが多い!ヤンゴンでは全然そんなことなかったのですが、ここバガンはいっぱい飛んでますねぇ。食品にはガンガン群がってますので、これを見るとこの後のランチの食欲が下がる。。。

あとついでに言っとくと、野犬も多いです。あまりにも普通に人々の生活に溶け込んでいるので、ガイドさんに「あれは飼い犬なの?」と聞いてみましたが、やはり野犬だとのこと。

朝焼けと野犬。

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てなわけで、狂犬病の接種はやっときましょう。加えて万が一咬まれた時の適切な対処方法を把握しておきましょう。まぁいかにもな雰囲気の犬は見ませんでしたけど、Web調べると結構ミャンマーは多いらしいので忘れないようにしてください。

で。メインを引っ張っております。まだ出すもの出していません。いよいよメインとなるオールドバガン。

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ここはアーナンダ寺院。バガンでも一番大きな寺院です。





ところでお気づきでしょうか。




雲一つない青空。燦々と照り付ける太陽。嗚呼いい天気!素晴らしい!




裸足にならなきゃいかんことを除けば。





ゴールデンロックの記事でも書きましたが、ミャンマーでは寺院の中は聖域なので裸足。で、当然熱いわけですが、よく舗装されたゴールデンロックでは、タイルをうまく選べばそれほど熱くもないのです。が、ここは遺跡。そんなモダンなトゥルットゥルなタイルは使われてないのです。



まぁ激熱だよね。これきっと修行だよね。



寺院は東西南北それぞれに仏像が飾ってありまして、これを見て回るのが主なツアー。そして、バガンはこの時期乾季でして、緑も非常に少なく赤土の砂漠のような光景。とにかく暑いのですが、ツアーなので移動は全部バス。水も用意してくれてるし大丈夫。

自力で回っている人がちょいちょいいたんです。原付で回ったりとか。ちなみに歩いて回るのは広すぎて無理だと思います。で、そういう旅を選んだ場合は寺院の日陰で休んだり、大目にミネラルウォーター持って行ったり、とにかく熱中症対策は十分な対策をしていかれるといいと思います。

で、ここで昼飯。

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バガンはミャンマーの母なる川といえるエーヤワディー川のほとりにあります。そこで取れた川エビが名物。それを炒めたものと、ミャンマー風のカレー。そしてミャンマービール。甘いものが猛烈に欲しくてシェイク。

これがまたハエを呼ぶ呼ぶ。。。もうね、奴らとの生存競争ですよw

アレなんです。仏教徒なんで殺生をしないんです虫に対しても。だから駆除とかしないんだと思います。

さらに、金ピカのシュエズィーゴン・パゴダ。

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まぁ、金ピカなものばかり見てきたので、個人的にはさっきの方がバガンらしくて好きですけどね。ただ、この辺がバガンを世界遺産にするうえでポイントになっているところでして、早ければ今年にも世界遺産になる可能性があるバガンなのですが、一度見送られているんですね。理由は、修復の際に現代的な資材を使って修復したこと。あくまでも、世界遺産になるためには伝統的な姿を残さないといけないんですね。

が、あくまでも現地の人々にとっては、これらは遺跡ではなく生きている信仰の対象。だから続々と寄進して、神々しい姿を”保つ”ではなく”さらに輝かせる”ことをしたいわけなんですよね。ここの折り合いをつけないと世界遺産にはなれないかもしれません。今回は折り合いをつけたというわけです。

が、それどうなんでしょ?これは明らかに文化であって、遥か昔から悠久の時を経て、今も新旧を融合させながら進化し続けているという姿そのものが、世界遺産の神髄だと思うんですけど。

で、やっぱりいっぱいあるわけです。バガンにはパゴダが。こんな風に。

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これがタケノコニョッキだったらいったい何人でプレイしているんだろうか。

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ここはタビニュ寺院。バガンで一番高い寺院。

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ダヤマンジー寺院。こちらは平面面積が一番広い寺院。

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スラマニ寺院。スラマニとは”最高の宝石”とか”小さなルビー”とかを表しているのだそうです。ミャンマーと言えばルビーでして、なんと世界の9割がミャンマー産。ヤンゴンには宝石博物館もあります。今回は行けませんでしたがこれも行ってみたかった。




ところでお気づきでしょうか。




猛暑の中、裸足でこんだけの寺院をグルグルと廻ってると、疲労感が半端ないことを。3日連続3:30起きだしw

で、バガン1日目はこんな感じで終了です。翌日もまた早いんですw
バガンは盛りだくさんだったので2回に分けますー。

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