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【農研屋】現場訪問#2_小山のお客様

今回訪問したのは、栃木県小山市で路地野菜を育てている10人前後規模の農業法人さま。
栃木県の専門家派遣制度を利用しての訪問となりました。

前回9月に訪問をさせていただいており、その時に従業員のみなさんの考えていることを可視化する作業日記を導入していて、今回はその結果を分析したものと今後法人としてやるべきことをリスト化したものを共有させて頂く1時間半でした。

まず最初に成長モデルキャンバスを確認します。
この作業は農業研究屋では大切にしていて、常に「何のためにやっているのか」を問い明確に意識してから始めます。

【サンプル】成長モデルキャンバス

次に、作業日記に記入してもらってた2ヶ月分のデータをワードクラウドとして簡易的に可視化したものを提示し、それを基にデータと感覚の差異を一緒に解釈していきました。
今後もあらゆる施策の定性面での検証指標になるのがこの作業日記の感想で、例えば新しい制度を導入した時にスタッフにどう思われているかなどを可視化し検証できるようにします。
今回は初回ということで、その解釈方法(いわば使い方)について共有していきました。

農研屋サンプル_言語分析

次に、今までの現場訪問を踏まえた上で今法人としてやるべきことをリスト化したものを提示し、上から説明しながら共通認識を形成していきました。
私達が今後支援できるものから、今すぐに変えられるもの簡単なものまで、今回は15の施策をリストアップしました。
今回で一旦お試し期間は終了ということで、今後このリストからやりたいことがあれば継続して一緒にやっていくという形で進めます。
このリストがあれば仮に私達と一緒にじゃなくても独自でより経営力を向上させていけるもので、私達の利益ではなく社会的価値を最大化できるようにこのようなリスト化をして渡す形にしています。

農研屋サンプル_やることリスト

終了後は雑談がてら同じ経営をする者としてアドバイスを頂きつつ話をしていました。
農研屋の一番の根本的な価値は「経営者の壁打ち相手であること」なんだと改めて見つめ直すいい機会となりました。
更には私達の今後の事業展開についての相談にも乗っていただき、ありがたい時間でした。

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