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新聞記事 7/12朝 メモ

本日も日本工業新聞を中心に情報タンキング。


メタウォータ―、デジタル業務に障がい者

上下水処理設備工事大手のメタウォータ―は、障がい者就労支援事業を手掛けるKyoso(宮崎県都城市)と業務委託契約を結び、「就労継続支援B型」の事業所を運営するKyosoで就労訓練を受けている障がい者に点検記録をデジタル媒体に投入する作業を実施してもらうのこと。

メタウォーター側が作業を細分化してKyoso側が受け入れやすいように工夫したとのこと。データ投入作業なので、AIやRPAなどの活用も考えられたと思うんですが、障がい者支援を目的にミスが起こりづらいような工夫をして外注したということだと思います。これは素晴らしい取組み。
今後、メタウォータ―による直接雇用も検討して障がい者の自立を後押しする計画。こういった取組みが少しずつでも広がればいいなと思いました。

就労継続支援B型とは

(7/12 日本工業新聞「素材・建設・環境・エネルギー」紙面より)

青森でリンゴの水耕栽培 実証実験

青森県産リンゴの加工品などを製造・販売するマキュレ(青森市)が、リンゴの水耕栽培の実証実験を始めた。
もともと会議室だった部屋に水耕栽培用の簡易施設を導入し、4つの栽培層に苗木を1本ずつ定植。NTT東日本やNTTアグリテクノロジーの協力を得て、デジタル技術も活用。早ければ来年にも小ぶりな実をつける見通しとのこと。うまくいけば200~300本ほどを植えて規模を拡大させたい考え。

(7/11 東奥日報 朝刊5面より)

その他の気になる記事

ヘッドマウントディスプレイ(HMD)・スマートグラス出荷予測

矢野経済研究所の調査によると、HMD・スマートグラスの2023年国内出荷台数は約50万台(前年比+30.5%)の見通し。2025年には100万台を突破すると予測している。
製造業・建設業・医療現場などでVRを活用した教育・研修のための利用が増えるとともに、米Appleのゴーグル型HMDなどの影響により開発が活発化する可能性が高いとのこと。

一時期テーマ化して活気を帯びていた「メタバース」が尻すぼみになるつつある中、Appleの最先端HMD開発のニュースで活気づくかたちでしょうか。
VRは技能の継承に役立つと思うので注目しましょう。

(7/12日本工業新聞 「総合/国際/商社」紙面より)

クボタ、ハウス栽培自動化システム会社を買収

クボタがルートレック・ネットワークス(川崎市高津区)を買収。同社を傘下に入れることで、ハウス栽培のスマート化に向けた研究開発を加速させる狙い。ルートレックは灌水や施肥を自動化するシステム「ゼロアグリ」(300台以上の導入実績)などを展開している。

IoTなどによるセンシングや遠隔監視を活用して美味しい作物をつくるというより、水やりや施肥をAIで判断して自動化する感じか。
農業従事者の稼働軽減だけではなくて、生産性向上につながるかがポイントだと思います。

(7/12 日本工業新聞 「機械・ロボット・航空機」紙面より)

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