【好きな歌詞】Fab-ism
歌:Hey!Say!JUMP
作詞:辻村有記
作曲:辻村有記・伊藤賢
2020年12月16日発売「Fab! -Music speaks.-」収録曲
▼この曲のMV(short ver.)
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こちら↓
▼smash.
(ちなみに私はこのsmash.の縦型MVの世界観がとっっっても好き!!)
それでは、早速好きな歌詞について〜♪
<この曲の好きな歌詞>
何かを変えようとするには少し
足りない気持ちが 何度も彷徨って
もどかしくて嫌になるよ
変えたい、変わりたいって気持ちがあっても、実際に変えるための行動を起こすまでには勇気がいる。
強い気持ちと勢いがある時ならすぐに行動が起こせるけど、そういう時ばかりではない。
"足りない気持ちが何度も彷徨って"
私も過去に、「変えたい、変えなきゃいけない」って自分の中でずっと思っていたことがあった。
でも、どうしても一歩を踏み出せなくて、決断できない自分が嫌になったこともあったなぁ…と、このフレーズを聴いて思い出した。
きっとこういう思いを経験したことがある人は多いんじゃないかな?
もどかしくなって嫌になるのは、自分だけじゃないんだなって少しホッとしたフレーズ。
★すぐに変えることができなくても大丈夫
綺麗な言い訳を考えるように
諦めに似た言葉には どこか
救いを求めてる気がして
諦めの言葉の中には、本当は諦めきれない気持ちがあって、救いを求めていることもあるのかも。
私はたぶん諦めが早いほうで、いいやって思ったらサクッと割り切ることが多いけど、それでも時にはずっとモヤモヤしていることもあって…
そんな時に出てくる綺麗な言い訳は、心の奥底にある「諦めたくない」って気持ちを無かったことにはしないでっていう裏返しなのかも。
時には自分の気持ちに折り合いをつけることが必要になる場面もある。結果的に諦めることになったとしても、その気持ちを無かったことにはしたくない。その抵抗で綺麗な言い訳が言葉として出てきたりするのかなってこの歌詞を見ながら思った。
★自分の中から出てくる言葉に対して、奥底に含まれた気持ちをもっとよく観察してみる
土砂降り雨の中で思い出した
どさくさに紛れて 流す涙
忘れちゃいけないあの日の記憶
過去のしんどかったことや悲しかったこと、頑張ったこと。
未だに思い出すと辛い気持ちになることもあるけど、どれも私の人生をつくっているもので、忘れちゃいけないんだなって思った。
忘れる必要はないんだなって。
★どんな気持ちも自分の中で無かったことにはせず、ちゃんと心にしまっておく
人生は最後の最後で
素晴らしいって笑顔で言えたら
それで良い それが良い
生きていく証を刻んで
辛いことや悲しいこと、しんどいこともあるけど、最後の最後に「素晴らしい人生だった」と笑顔で言えたらいいな。
それまでの困難な出来事も、もちろん楽しいことも、すべてが自分の生きていく証となる。それを一つ一つ刻んでいく。
未来のことはわからないけど、きっと今この瞬間を悔いのないように精一杯生きていたら、最後には「素晴らしい人生だった」って笑顔で言えるような気がする。
★今この瞬間の一つ一つをしっかり受け止めて大切に過ごす
曇り空 光が舞い降りたら
蒼い海どこまでも果てしなく
広がる時を駆けるFantasy
のせて Harmony
ここの前半部分の歌詞を景色として想像してみたら、とても壮大で希望を感じられた。
曇り空から光が舞い降りるって、希望の光って感じがする。
そして何より心がふっと軽くなった。
生きていくって、きっとよく澄んで晴れ渡っているような明るいことばかりではないけど、そんな中でもきっと希望の光が舞い降りる瞬間があって、その瞬間を見逃さないようにしたい。
「青い海」ではなく、「蒼い海」って表現しているところから、深くて濃い海をイメージした。
その後の「Fantasy」や「Harmony」って言葉だけだとちょっと軽い印象になる気がするけど、「蒼い海」と表現していることで、人生の重みも感じられる。軽くなりすぎず、重くなりすぎず絶妙なバランス。
このnoteで、何曲か好きな歌詞について書いてて気づいた。
私もはこういう夢や希望と現実の絶妙なバランスを感じられる歌詞が好きみたい♪
★地に足をつけながら、でも希望を持って楽しみたい
ありふれた世界なら君はいない
誰もがみんな意味を抱えている
ただ繰り返しの毎日を過ごしていると、ありふれた当たり前の世界だとつい思いがちになる。
でも、当たり前なんていうものはきっとどこにもなくて、それをこの1年で痛感した。
当たり前の世界もないし、意味のない人なんて一人もいない。
一人一人に抱えている意味や存在意義がきっとある。
どんな意味を抱えているのか、どんな存在意義を持っているのか。自覚できていないことも多いけど、きっとみんな自分なりの意味や存在意義を抱えながら生きている。
自分にとっての意味もあるし、誰かにとっての意味も、きっとある。
ここでの"意味"っていうのは、"価値"ってことだと思う。
価値のない人なんていないから。
そう考えるとどんな人でも尊く感じられ、存在自体に感謝したくなるし、大切にしたい。
自分のことを価値のない人間だと思う人がもしいたら、ここのフレーズを贈りたい。
★自分の持っている価値、そして周りの人の価値も大切にする
奇跡的に僕たちは絡まって
偶然なんか飛び越えて交わる未来
きっと笑顔で 僕らは夢を語るんだ
人との出会いって本当に奇跡の連続で起きていると思う。
"偶然なんて飛び越えて交わる未来"
飛び越えてって表現から、ポーンッと軽く跳ねているようなイメージがして、明るい未来が想像できた。
"僕らは夢を語るんだ"
夢を叶える!ではなく、夢を語る、語り合う。夢を語り合う相手がいるっていうことがまず嬉しいなって思う。それは私自身が今まさに感じていること。
わたしの場合は夢っていうと少し大袈裟かもしれないけど、「こうしたい、こういうことをしていきたい」っていう想いを語り合える相手がいることに感謝だし、そんな相手と出会えたことも奇跡なんだ。
そんな相手とは、これからも笑顔で夢を語り合っていきたい。
サビの歌詞であり、この曲の一番最後のフレーズでもある。
"きっと笑顔で 僕らは夢を語るんだ"
夢を語り合う相手がいるっていうことと、その相手との未来を感じられて心がパッと明るくなる。
このフレーズで締めくくられてるところも、この曲の好きなところ。
★大切な人と夢を語り合う
*******
壮大なスケールで、ワクワクも感じられるようなファンタジー感のある曲調なんだけど、歌詞の最初の方は人間味があって少しネガティブな言葉が並ぶ。
でも、そこから大切なことを思い出させてくれて、最後は大切な人と夢を語るという、あたたかくて明るい未来が想像できるように曲が進んでいく。
ただのファンタジーな曲で終わらず、夢や希望と現実の絶妙なバランス。だからこそ自分ごとに考えられて心に響くんだろうなぁ。
私の大好きな「しいたけ占い」という占いによると、私の星座である蟹座の性質として、
・とことんリアリストで合理的
・でも内面は「徹底して楽しんでやるんだから」と子供だったりする
というものがあるらしいんだけど、本当にその通りで!笑
好きな歌詞を書き出してみてもやっぱりそうなんだなって思った。
上の方でも書いたけど、
「★地に足をつけながら、でも希望を持って楽しみたい」
これだな、と。
これがわたしの大切にしたい価値観なんだ!
Hey!Say!JUMPの曲ばかり(笑)で曲を知らない人がほとんどだろうけど、ここまで読んでくれて本当にありがとうございます。嬉しいです。
▼この曲が収録されているアルバムの特設サイト
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